「日本人DFを熱望」退場が議論の冨安健洋、“因縁”のプレミアクラブが獲得に関心と現地報道!「彼にとっても理想的」

冨安健洋

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アーセナルに所属する冨安健洋は、8月21日に行なわれたクリスタル・パレス戦(1-0)で今シーズン初めての先発出場を果たすも、不運な遅延行為と軽度の接触によるファウルで立て続けに2枚のイエローカードを受け、痛恨の退場となった。

この判定に不満の声が上がるか、英紙『Daily Star』が、他でもないそのクリスタル・パレスが冨安の獲得に関心を持っていると報じた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3d51e607ead677e36a4b923df722882620b5f29e

「移籍市場が閉まる前にトミヤスと契約を結ぼうとしている」

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「パレスはガナーズのDFトミヤスに関心を示しているが、ユリエン・ティンベルが前十字靭帯を負傷したことを受けて、日本代表DFには重要な役割が与えられている」

この一報を元に、『The Hard Tackle』は、「トミヤスは今夏のアーセナルからの移籍が噂されており、クリスタル・パレスは日本人DFの獲得を熱望している」と伝えている。

「アーセナルは今夏、多くの非主力プレーヤーの放出を望んでいるという。そして選手の売却を通じて1億ポンドを調達したいと考えている。クリスタル・パレスはこの状況を利用して、移籍市場が閉まる前にトミヤスと契約を結ぼうとしている」

同メディアは「24歳の日本人ユーティリティマンは、ノースロンドンのクラブで公式戦出場に苦労しており、移籍は彼にとっても理想的だろう。キャリアのこの段階では定期的にプレーしたいと考えているだろう。アーセナルのベンチに座ることは彼にとって魅力的ではないかもしれない」と続けている。

「クリスタル・パレスは昨シーズン、守備面で非常に脆弱だったため、ウィンドウが閉まる前に質の高いDFと契約する必要がある。トミヤスのような選手は彼らにとって有益な補強となるかもしれない」

そして、記事は「24歳の日本代表は、右SBとしてもCBとしても活躍できる多才さを持つ。クリスタル・パレスが契約を結べれば、彼の多才さはさらなるボーナスとなるだろう」と綴っている。

「もし彼がクリスタル・パレスで好成績を収めることができれば、再びビッグクラブへの移籍を確実にできない理由はない。セリエAからアーセナルに加入した彼は、アーセナルの中心選手としての地位を確立すると期待されていたが、物事は明らかに計画通りに進んでいないようだ」

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『Daily Star』が指摘したように、ティンベルの負傷によって、アーセナルが冨安を手放す可能性は低くなったと見るべきだろう。ただ、移籍市場では何が起きるか分からない。今後の動向に注目だ。
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