イングランド1部アーセナルは9月30日、プレミアリーグ第7節ボーンマス戦を4-0で勝利した。日本代表DF冨安健洋は後半24分から左サイドバック(SB)で出場。現地では及第点を与えられたなか、“偽SB”としてのプレーに注目が集まっている。
【スコア】
ボーンマス 0-4 アーセナル
【得点者】
0-1 17分 ブカヨ・サカ(アーセナル)
0-2 44分 マルティン・ウーデゴーア(PK/アーセナル)
0-3 53分 カイ・ハフェルツ(PK/アーセナル)
0-4 90+3分 ベン・ホワイト(アーセナル)
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ef599fa97a0c19d84e46fddd376baba78c0d585
アーセナルがボーンマスに4発完勝
冨安は27日のリーグカップ・ブレントフォード戦で、公式戦では8月21日のプレミアリーグ第2節クリスタル・パレス戦(1-0)以来のスタメンに抜擢。アーセナル移籍後初のセンターバック(CB)起用で安定したパフォーマンスを見せていた。
続くボーンマス戦はベンチスタートとなったが、チームは前半に2点、後半8分に追加点を加えて3-0と安定した試合運び。後半24分の交代でDFオレクサンドル・ジンチェンコに代わって冨安が投入された。
先発のジンチェンコは、アーセナルで“偽SB”( 攻撃時には中盤や前線にも顔を出すSB)を得意とする。ボーンマス戦で同ポジションに入った冨安も、同じようなポジショニングで相手を惑わせた。
第4節マンチェスター・ユナイテッド戦でも同様の交代で、“偽SB”を担った冨安。今回もピッチ内側でボールを受け、前へと持ち運ぶシーンが何度か見られた。こうしたプレーに対しファンも「チャンスの起点になろうとしてて期待が深まる」「ポジショニングが良い」「ポジション凄いことになっとる」「偽SBしてた」「ポジション勘違いするかも?ってくらいだった」といった声をあげていた。
一方、英メディア「フットボール・ロンドン」の採点でも冨安に10点満点中6点を付け「日本代表DFがジンチェンコのようにピッチの中央に位置取ったりするのはまだ不思議な光景だが、試合を重ねるごとに上手くなっている」と偽SBとしての順応具合を伝えている。