元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が、自身のYouTubeチャンネルを更新。ヴィッセル神戸に所属するFW大迫勇也の森保ジャパンへの招集を訴えた。
カナダに4-1で勝利した日本代表の選手たちを評価するなかで、闘莉王氏はカナダの守備を「ひどすぎる」とバッサリ。その点を考慮して、1トップで3点目をアシストした浅野拓磨と、途中出場で得点に絡めなかった古橋亨梧に対して、ともに「もう2点くらい取ってほしかった」と振り返る。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7244f353ef8dfa87d617f6a2e913ea0b1fd23e0e
闘莉王が大迫勇也の森保J招集を訴える
森保ジャパンの1トップのスタメンは、直近5試合は上田綺世、古橋、浅野が務めている。流動的で、絶対的なレギュラーと呼べる存在がいない現状を、闘莉王氏は嘆く。
「凄いやつが出てきたら、ローテーションなんかしていられない。凄いやつが出てこないからこそ、こんな訳の分からないローテーションばかりしている」
そして、「大迫を呼べ。もう一回。凄いんだ、今。調子が良い」と主張。2022年2月以来、日本代表への招集がないものの、今季のJ1得点ランキングでトップに立つ33歳ストライカーの凄さを熱弁する。
「どんな感じでも点を取るし、点を取るだけではない。組み立てにも入るし、ポストプレーの違いも出せる。大迫があれだけ輝いているからこそ、武藤(嘉紀)もめちゃくちゃ機能している。1人のセンターがしっかりすると、周りが皆、生き生きする。武藤も代表に呼んでもおかしくない」
それでもなかなか選出されない理由を、「出してみれば、やっぱり大迫が良いんだ、というのが分かって、森保(一)監督も引き続き呼ばないといけない。それを好んでないのかな」と推測した。