ここまで3勝1敗の勝ち点「9」でグループ2位につけるフライブルクは、2年連続の決勝トーナメント進出に向け、3位のオリンピアコスとホームで激突。引き分け以上でグループステージ突破が決まる重要な一戦に、前節のTSC(セルビア)戦で途中出場から得点をマークした日本代表MF堂安律は、右サイドハーフとして先発に名を連ねた。
【スコア】
フライブルク 5-0 オリンピアコス
【得点者】
1-0 3分 ミヒャエル・グレゴリッチュ(フライブルク)
2-0 8分 ミヒャエル・グレゴリッチュ(フライブルク)
3-0 36分 ミヒャエル・グレゴリッチュ(フライブルク)
4-0 42分 キリアン・シルディリア(フライブルク)
5-0 77分 堂安律(フライブルク)
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c294e002bcc3d34e4efebbbdfdbeda7bb295d4e
フライブルク大勝でグループステージ突破決定
勢いに乗るフライブルクは、8分に左サイドでコーナーキックを獲得。キッカーを務めた堂安が左足で鋭いボールを送ると、マーカーとの駆け引きを制したグレゴリッチュがヘディングで合わせる。ボールはゴールへと吸い込まれ、貴重な追加点を奪った。
19分には、ヴィンチェンツォ・グリフォが相手のクリアボールをヘディングで左サイドに展開。ルーカス・ヘーラーのスルーパスに走り込んだヨルディ・マケンゴが、ライン側からダイレクトでクロスを上げると、ゴール前の混戦からグレゴリッチュがボレーシュートを放つ。ボールは枠を外れたものの、立て続けにフライブルクが決定機を作りだした。
すると、36分にフライブルクがGKからのビルドアップでオリンピアコスのプレスを打開する。中央にポジションをとったグリフォを経由して右から左に展開すると、マケンゴがワンタッチで絶妙なクロスを蹴り込み、グレゴリッチュが頭で合わせ3点目を奪取。今シーズンは、ここまでの公式戦で無得点と燻っていたストライカーが、自らを解き放つハットトリックを記録した。
ボールを支配し続けるフライブルクは、42分にボックス手前でグレゴリッチュが相手のクリアボールを回収。ヘーラーとのワンツーから、脇のスペースでフリーになっていたキリアン・シルディリアへと冷静にパスを繋ぎ、ファーストタッチから右足でネットを揺らして、リードを4点に広げる。
大量リードで迎えた後半も、フライブルクはオリンピアコスに目立ったチャンスを作らせない盤石な試合運びを見せる。落ち着いたゲーム展開が続くなか、77分に堂安が結果を残す。途中投入のチュクブイケ・アダムが、ハーフライン左で相手とのコンタクトを制し、ドリブルで長い距離を持ち運ぶ。ペナルティエリア左角での横パスはDFにカットされたものの、GKの手前にこぼれたボールを堂安がワンタッチで押し込み、EL2試合連続となるゴールをマークした。
対するオリンピアコスは、83分にボックス内でフリーとなったヨルゴス・マスラスが決定機を迎えるが、低く抑えたシュートはフライブルクのGKノア・アトゥボルがビッグセーブで弾き出す。結局、試合は5-0で終了し、勝利したフライブルクがグループステージ突破を決めた。なお、攻撃のみならず守備にも奔走した堂安はフル出場している。
コメント
リンクが上田の動画になってるね
アジア杯の選考更に難しくなるな
※2
堂安は間違いなく選ばれるでしょ。複数ポジションで切る・短期決戦向きのタフさがある・勝負強さ・クラブでも結果出し始めてる、選ばれない理由はない。
中々面白いゴールパターンだったな。