遠藤航、アンフィールドデビューは楽しめず?「夢が叶い、最高の雰囲気だったんですけど…」 | footcalcio

遠藤航、アンフィールドデビューは楽しめず?「夢が叶い、最高の雰囲気だったんですけど…」

遠藤航
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リヴァプールの遠藤航は、インタビューの中でデビューシーズンを振り返った。

昨夏にシュトゥットガルトからリヴァプールに加入した遠藤。ユルゲン・クロップ前監督率いるチームの中で徐々に出場機会を増やして定位置を確保すると、公式戦43試合に出場。カラバオカップ制覇に貢献するなど、プレミアリーグ優勝争いを繰り広げたチームの中で大きなインパクトを残した。

デビューシーズンでハイパフォーマンスを披露し、現地メディアからも高く評価された遠藤。ポッドキャスト『Red Machine』に出演すると、本拠地アンフィールドのデビュー戦となった昨年8月のボーンマス戦(3-1)について振り返っている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5305df3102b0bdc9f9557e7dd394656646f239ed

カラバカップ決勝は「過去最高」



「プレミアリーグでプレーすることが夢でしたし、その夢が叶ったようなものでした。最高の瞬間でしたよ。スタジアムの雰囲気は最高で、You’ll Never Walk Aloneはスペシャルでした」

「でも正直に言うと、僕の最初の試合であり、4日間しか準備期間がなかったので、その雰囲気を楽しむことができませんでしたね。プレーに集中する必要がありました。ピッチに立った時に何人かの選手たちが『落ち着いてやれよ』とか『自分のことに集中するだけだ』と言ってくれました。僕たちはマッカ(アレクシス・マクアリスター)を退場で失っていて、10人でのプレーを強いられていましたしね」

また、マクアリスターやドミニク・ソボスライと3人で構成した中盤の役割についても語っている。

「僕は常にチームが心地良く、より簡単にプレーできることを心がけていて。全員に長所があります。マッカはボールの扱いが上手く、ドム(ソボスライ)はペナルティエリア外からのシュートが得意で、カーティス(ジョーンズ)はいつもファイナルサードに前進するための見事なドリブルができますね」

「常に彼らが長所を発揮する助けになることを心がけていますし、常にそうしようとしています。僕の考えでは、これが6番のプレーには一番大切なことかなと思っていますね」

さらに遠藤は、自身が120分間にわたって見事な活躍を披露し、優勝を達成したカラバオカップ決勝についても回想している。

「先発すると知ったのは試合の前日でした。僕にとっては最高の瞬間でしたし、パフォーマンスは過去最高の1つだったかな。雰囲気も最高で、ほとんどプレッシャーは感じませんでした。雰囲気を楽しみたかったですし、決勝でプレーすることを楽しみたかったです」

クロップ前監督が退任し、新たにアルネ・スロット監督が就任した新生リヴァプール。自身にとって2年目となる新シーズンに向けて、遠藤は抱負を語っている。

「新しい監督が来ましたけど、僕がやるべきことは変わりません。僕のベストを出し続け、僕自身を示すことです。全員にとって新しいスタートです。来シーズン、チャンピオンズリーグでプレーすることを楽しみにしています。多くの選手がチャンピオンズリーグやタイトル獲得のためにプレーしています。出場権を獲得は嬉しかったですね」

リヴァプールは7月からアメリカ東海岸のフィラデルフィアでプレシーズンマッチを開始する。
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