オランダはトルコに先制許すもデ・フライ逆転弾で2-1勝利! 04年大会以来20年ぶりのEURO4強へ

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[7.6 EURO準々決勝 オランダ 2-1 トルコ ベルリン]

EURO2024(欧州選手権)は6日、準々決勝を開催した。ベスト4進出を懸けてオランダ代表とトルコ代表が激突。オランダが2-1で勝利し、準決勝に駒を進めた。

グループDを1勝1分1敗の3位で突破したオランダは、決勝トーナメント1回戦でルーマニアに3発完封勝利。一方、トルコはグループFを2勝1敗の2位で通過し、ベスト8進出を懸けた一戦でオーストリアとの接戦を2-1で制した。

2度目の欧州制覇を目指すオランダは、まずは04年以来、5大会ぶりの準決勝進出を狙う。対するトルコは初優勝に向けて、08年以来となる4強進出を目指した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c8c29c792b4f48fa7d96a709935b745d86bb762e

逆転ゴールを決めたオランダ代表のガクポ


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試合は立ち上がりから一進一退の攻防を繰り広げた。オランダは最終ラインからパスを繋いで組み立てを図ると、先頭のFWメンフィス・デパイをターゲットにボールを前進。FWコーディ・ガクポ、FWシャビ・シモンズがその周りを流動的に動いてチャンスを作り出した。

相手にボールを持たれたトルコだが、2列目、最終ラインでしっかりと守備をすると、そこからカウンターへ。MFハカン・チャルハノールが攻撃の構築を担い、FWケナン・ユルディズ、MFサリフ・エズジャンがシュートを放っていった。

すると先にスコアを動かしたのはトルコだった。前半35分、左サイドでコーナーキックを得ると、H・チャルハノールが右足で入れたボールは相手にクリアされ逆サイドに流れるも、それを回収したFWアルダ・ギュレルが右足でクロス。DFサメト・アカイドゥンがファーサイドから頭で叩き、先制に成功した。

オランダは1点ビハインドで前半を折り返すと、ハーフタイムにFWステーフェン・ベルフワインを下げてFWボウト・ベグホルストを投入。197㎝の長身が相手の脅威となった。

トルコは後半11分に追加点のチャンス。ペナルティエリア手前でフリーキックを得ると、A・ギュレルが左足で狙う。低い弾道のシュートはカーブを描いてゴール方向へ曲がるも、ポストをかすめて外れていった。

1点を追うオランダはその後もW・ベグホルストをターゲットに反撃を試みる。すると後半25分、W・ベグホルストの惜しいシュートでコーナーキックを獲得すると、メンフィスが右サイドの近場で試合を再開。リターンを受けたボールをゴール前に送ると、DFステファン・デ・フライがヘディングで叩き込んだ。

さらにオランダは後半31分、右サイドのDFデンゼル・ダンフリースからグラウンダーのボールが入ると、ガクポがファーサイドから飛び込む。体を投げ出すように決めて逆転に成功した。

トルコは試合終盤にかけて猛攻を仕掛けるも、同点ゴールは届かず。オランダが2-1で勝利し、準決勝進出を決めた。

オランダは現地時間10日の準決勝でイングランドと対戦する。

コメント

  1. 匿名 より:

    常々思っているが、クロップのリバポで活躍できないガクポは運用法が違うだけだな
    日本の選手もそうだけど、アタッカーの成績は監督の影響を受けやすいんだろうね

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