「MLSに失礼だが、欧州のレベルははるかに高い」 イブラが見るMLSの現在地と課題

北中米ネタ・談話
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緩やかではあるが、アメリカのMLSは着実に成長している。そう語るのは、自身もロサンゼルス・ギャラクシーでプレイしたズラタン・イブラヒモビッチだ。

MLSは欧州からベテランのスタープレイヤーを積極的に獲得してきたが、イブラヒモビッチもその1人だった。イブラヒモビッチもMLSを盛り上げることに貢献した功労者と言えよう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2b333e655c38fdd59a3a5d1628ea58aa3d7b9d2f

自身もMLSでプレイしたイブラヒモビッチ



しかし、まだまだ欧州トップリーグとは差がある。イブラヒモビッチはそう感じているようで、若手の育成を筆頭に基礎部分からリーグの土台を作っていくべきと語る。

「試合のクオリティ、個人の実力に関しては成長し、どんどん良くなっていると思う。2026年にはワールドカップも開催される。これはアメリカにとって、そしてMLSにとって重要なものになるだろう」

「ただ、欧州から連れてきた大物選手が実力を発揮している姿を見れば、欧州のレベルがどんなものかもっと理解できるだろう。MLSに失礼だが、欧州のレベルははるかに高い。MLSが成長しているのは事実だけどね。それでも基礎から構築していく必要がある。大物スターが来てプレイするだけでは不十分だ」(『ESPN』より)。
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今ではインテル・マイアミでリオネル・メッシ、ルイス・スアレスらが躍動しているが、彼らの知名度に頼るだけでは成長できない。次のフェーズに進むには、自国の若手育成など地道なプランも必要となるのだろう。

コメント

  1. 匿名 より:

    10年以上前の話になるが、MLSはガンバに叩き潰される程度だしなあ
    超大物とはいえ年齢も40近い選手が主力になれるチームが少なくないのも、そのレベルの低さを物語ってる
    まあアメリカなんで成長よりクラブの興行、観客へのエンターテイメントを最重視した結果かもしれんが
    自国の選手は(移民などで勝手に湧いて出てくるから)欧州で成長してくれ、俺らは金儲けに徹するというスタンスかもしれん

    • 匿名 より:

      ・2018年、W杯予選落ち
      ・2022年、日本と親善試合で手も足も出ず完敗
      ・2023年、日本に4-1と完敗したドイツに 米国1-3ドイツ で完敗
      ・2024年、コパ・アメリカでGL敗退

      この結果を見る限り、そのやり方だと進歩しないんだろうなと思う。
      W杯では出ればGL突破出来る事が多いけど、北中米枠だから、強豪+米国+(アジア、欧州、アフリカの下位の2ヶ国) と言う組み合わせになる事が多く、後者の2ヶ国から勝ち点4以上を拾って突破出来てるだけで強豪には全く勝てないからね。コパ・アメリカではパナマに勝てず計算が狂って敗退だった。

      代表の強化って、強豪国に対抗できるだけの守備の強度と戦術を育てて、武器になるストロングボインとを磨いてと、対策に対する対策のせめぎ合いだからね。漠然と良い選手が育ってくるのを待っていたんじゃ強くはなれないよ。
      でも元々国際大会を意識していないアメスポの常識では、代表の強化なんて二の次なんだろうな。嗚呼…。

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