鎌田大地フル出場のラツィオ、サッスオーロと1-1ドローで7位フィニッシュ!来季EL出場権を獲得

鎌田大地セリエA
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現地時間26日、イタリア・セリエAは第38節が行われ、鎌田大地の所属するラツィオはホームのオリンピコにサッスオーロを迎えた。

引き分け以上でUEFAヨーロッパリーグ出場権の獲得が決まるラツィオは、鎌田が1.5列目で先発出場。ザッカーニと並んで1トップのカステジャーノスをサポートする形となった。

■試合結果
ラツィオ 1-1 サッスオーロ
■得点者
ラツィオ:ザッカーニ(60分)
サッスオーロ:ヴィーティ(66分)

https://news.yahoo.co.jp/articles/66b287133cd4f8fb4fc1659d7cf8936e47c37334

互いに譲らずドローに終わった



立ち上がりからペースを握ったのはホームのラツィオ。3分、スルーパスにヒサイが抜け出し決定機を迎えるが、ここは勇気ある飛び出しを見せたGKクラーニョが体を張ってブロックした。

右サイドに流れてボールを受ける場面が目立った鎌田は18分、右サイドを抜け出し、エリア内に侵入。縦に仕掛けてマイナスに折り返したが、これは味方に合わなかった。

31分にはエリア内左に侵入したペッレグリーニの折り返しを、ニアサイドに走り込んだ鎌田がダイレクトで合わせる。しかし、これはGKクラーニョが素晴らしい反応ではじき出し、CKへと逃れた。

守勢の続くサッスオーロも44分、カウンターからムラッティエーリがドリブルで持ち上がり、そのままシュートまで持ち込むも、GKプロベデルの正面。互いにシュートの少ない展開のままスコアレスで試合を折り返した。

後半の立ち上がりにベシーノとロベッラを下げてフェリペ・アンデルソンとグエンドゥージを投入したラツィオは60分、ペナルティーエリア手前の位置でFKを獲得。このFKをザッカーニが蹴ると、壁の間を抜けたキックがゴール左隅へと決まり、ラツィオがようやく均衡を破った。

ようやく先制したラツィオだったが、66分に右サイドからのFKがファーポストに流れ、鎌田のマークを外したヴィーティが押し込んでサッスオーロがあっさりと同点に追いついた。

鎌田はF・アンデルソンが入ったことでポジションを下げ、グエンドゥージと並んで中盤のバランスを取る。72分にはカステジャーノスと負傷したペッレグリーニに代えてインモービレとラッツァーリを投入して勝ち越しゴールを狙う。

84分にはスルーパスに抜け出したインモービレがエリア内左で決定機を得るも、GKクラーニョがコースを消してブロック。攻勢続けるラツィオだが、サッスオーロのゴール前をこじ開けることができない。

アディショナルタイムの4分間でも決勝ゴールは生まれず、勝ち点1を積み上げたラツィオが7位でシーズンを終え、来季のヨーロッパリーグ出場権を獲得した。
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