ドイツ代表は情熱が足りない?シュバインシュタイガー氏の面と向かった指摘にフリック監督は… | footcalcio

ドイツ代表は情熱が足りない?シュバインシュタイガー氏の面と向かった指摘にフリック監督は…

ワールドカップ

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ドイツはカタール・ワールドカップ(W杯)グループE最終節でコスタリカを4-2で下すもグループステージ敗退が決定。試合後、ドイツ『ARD』の生中継で元ドイツ代表のバスティアン・シュバインシュタイガー氏とハンジ・フリック監督の間で議論が生じた。

日本との初戦を落とし、2戦目ではスペインと引き分けたドイツは最終節ではコスタリカに4-2で勝利。それでも、日本がスペインに勝ったため、2018年のロシア大会に続き、ドイツのグループステージ敗退が決定した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/26e13bc1804da402b14694ba011ac27cb6487520

2大会連続でGS敗退…

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ドイツ『ARD』でコメンテーターを務めるシュバインシュタイガー氏は試合後、「失望し、少しショックを受けている」とコメント。日本戦やコスタリカ戦ではリードを奪いながら主導権を譲ったことやDF陣のクオリティに苦言を呈し、さらに「ほかのチームからより燃えているという印象を受けた」とドイツのメンバーからさほど情熱を感じられなかったとも指摘していた。

フリック監督はその後、インタビューのために現地スタジオに登場。リポーターにそのシュバインシュタイガー氏の指摘について問われると、「そんなことはない。完全なるナンセンスだ」と不満げな表情で否定。「どういうところからそんな印象を受けるんだ?」とシュバインシュタイガー氏に説明を求めた。

するとシュバインシュタイガー氏は「『燃えている』というのはただ攻撃するだけの意味ではなく、集中して執念深い守りができているかも含めてのことだ」と返答。「日本戦でも今日の試合でも特にディフェンダーが、相手選手を何度もフリーにさせ、相手の攻守の切り替えのチャンスを防がなかった」と話し、「アントニオ・リュディガーはそれをやるが、ほかの選手からは情熱が感じられなかったんだ」と説明している。

同氏はさらに「我々は今回5失点を許した。2016年のユーロが終わったあと、主要大会の試合ではいずれも失点を許している」とも言及。「サッカーでは上手く守れないと、試合に勝てず、勝ち上がることもない」と強調した。

それに対し、フリック監督は「我々は失点を喫した。ミスも犯し、その結果敗退した」と返すも「だがチームが燃えていないというのは違うと思う」と強調。「今日は我々は強い思いで挑んでいる。確かに前半は多くのチャンスを外したことでちょっとばかり気を落とすこともあったが、後半に向けて改善を目指した」と語る一方で、「確かに守備でのミスはあった。それが結局、敗退につながった」と認めると、「この結果の大部分は我々が自ら招いたもの」と反省していた。

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わずか2大会前、2014年ブラジルW杯で優勝したドイツが、2018年ロシアW杯に続き2大会連続で1次リーグ敗退した。
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