
カタール・ワールドカップ(W杯)で決勝トーナメント進出を決めた日本代表は、グループリーグ第3戦スペイン代表戦から一夜明けた12月2日はオフとして、選手たちは完全休養に充てられた。森保一監督は報道陣の取材に応じ、昨日の試合を振り返るとともに、ラウンド16で対戦するクロアチア代表についてもコメントしている。
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今大会のクロアチアを「柔軟に戦える、粘り強く戦えるチーム」と評価

スペインとの激闘で逆転勝利を収め、グループEを首位通過した森保ジャパン。初のベスト8進出を目指して対戦するのは、過去1998年フランスW杯と2006年ドイツW杯でも対戦したクロアチア代表となった。
MFルカ・モドリッチ、MFマテオ・コバチッチといったテクニシャンがいる一方、前回大会ではラウンド16と準々決勝はPK勝ち、準決勝は延長戦の末に勝利を挙げて決勝進出と、非常にタフな一面も見せている。
12月1日に行われたベルギー代表戦(0-0)を分析したという森保監督は、今大会のクロアチアの印象について「柔軟に戦える、そして粘り強く戦えるチームだと思います。個も素晴らしい能力があり、組織力として発揮できる」と分析。そして、「ロシアW杯を見た時は本当に素晴らしいチームでした。いい選手がいて、いいチームになっていますが、戦うメンタリティーとして最後まで戦うメンタリティーは我々も見習うべきところがあると同時に、日本人のメンタリティーと似ていると思わせてもらいながら試合を見ていました。前回大会の彼らの戦いは、今回の日本の戦いにも参考にさせてもらっている」と、前回大会ファイナリストを手本にしていることを明かした。
決勝トーナメントに入れば、PK戦が行われる可能性もある。明日からの練習でPKに取り組む可能性を問われた森保監督は「選手の疲労度を見て、量を考えないといけない。どれだけできるか分かりませんが、可能な限り、決勝トーナメントを勝ち抜いていくうえで必要なことは、ミーティングを含めてやっていく。勝つ確率を1%でも、2%でも上げられるように、やれることはすべてやっていく」と語った。
