大会前から公式戦36戦無敗をキープし、“優勝候補”との呼び声が高かったアルゼンチン代表。しかし、グループC開幕戦のサウジアラビア代表戦では1-2とまさかの黒星を喫した。しかし、続く第2節のメキシコ代表戦を2-0で制すと、第3節のポーランド代表戦も2-0で完勝。首位でのグループ突破を決めていた。一方、オーストラリア代表はグループD初陣で“前回王者”のフランス代表と対戦。開始9分でクレイグ・グッドウィンが先制ゴールを決めたものの、最終的には1-4と大敗を喫した。それでも、第2節ではファジアーノ岡山で活躍しているミッチェル・デュークの得点を守り切り、チュニジア代表に1-0で勝利。最終節ではデンマーク代表を1-0で下し、4大会ぶりに決勝トーナメント進出を決めていた。
アルゼンチン代表はグループC最終節のポーランド代表戦からスターティングメンバーを1名変更。グループステージでは全試合に先発出場していたアンヘル・ディ・マリアが負傷の影響でベンチスタートとなり、代わってパプ・ゴメスが第1節以来のスタメンに名を連ねた。一方、オーストラリア代表もグループD最終節から1名を変更。グッドウィンがスタメンから外れ、キアヌ・バッカスが起用された。
【スコア】
アルゼンチン代表 2-1 オーストラリア代表
【得点者】
1-0 35分 リオネル・メッシ(アルゼンチン代表)
2-0 57分 フリアン・アルバレス(アルゼンチン代表)
2-1 77分 エンソ・フェルナンデス(OG/オーストラリア代表)
https://news.yahoo.co.jp/articles/7146aa2bd6e670400b84655ea906a0ec16bad3ff
アルゼンチンがオーストラリアを下し8強
それでも35分、アルゼンチン代表は右サイド深い位置でフリーキックを獲得。リオネル・メッシが放ったボールは跳ね返されたものの、こぼれ球に反応したパプ・ゴメスがメッシに繋ぐ。メッシはペナルティエリア手前のアレクシス・マック・アリスターに預けてボックス内に侵入すると、マック・アリスターからの縦パスをニコラス・オタメンディがダイレクトで落とし、再びボールはメッシの元へ。ワントラップから左足で狙い澄ましたシュートを沈め、わずかなチャンスを活かしたアルゼンチン代表が先手を取った。試合はこのままハーフタイムに突入している。
後半に入るとオーストラリア代表が前からの圧力を強め、最前線のデュークを中心にアルゼンチンのゴール前までプレスをかける場面を増やしていく。対するアルゼンチン代表も同じく前から寄せていく場面を増やすと、57分には前線からの守備が結実。敵陣右サイドまで寄せていったロドリゴ・デ・パウルが、バックパスを追ってGKマシュー・ライアンまでプレスをかける。フリアン・アルバレスとデ・パウルで挟み込む形でボールを奪い、最後はアルバレスが右足でシュート。アルバレスの2試合連続ゴールで、アルゼンチン代表がリードを広げた。
後がないオーストラリア代表は77分に反撃。アジズ・べヒッチが左サイドを駆け上がってクロスボールを送るも、オタメンディに跳ね返される。しかし、こぼれ球を拾ったクレイグ・グッドウィンが迷わずシュートを狙うと、エンソ・フェルナンデスに当たってコースが変わり、ボールはゴールに吸い込まれる。オーストラリア代表が1点を返した。
勢いに乗ったオーストラリア代表は81分、べヒッチが細かいタッチのドリブルでペナルティエリア内に侵入。自らフィニッシュまで持ち込んだものの、ここはリサンドロ・マルティネスにブロックされてゴールとはならない。その後は攻撃に出たいオーストラリア代表だったが、アルゼンチン代表もカウンター攻撃でチャンスを創出。途中出場のラウタロ・マルティネスは2度の決定機を迎えたが、どちらも活かすことができず。オーストラリア代表は後半アディショナルタイムにガラン・クオルがビッグチャンスを迎えたものの、GKエミリアーノ・マルティネスがファインセーブを見せた。
試合はこのままタイムアップを迎えた。勝利したアルゼンチン代表は、準優勝した2014年のブラジル大会以来、2大会ぶりのベスト8入り。一方、オーストラリア代表はわずかに力及ばず、史上初のベスト8入りとはならなかった。