カタールW杯で準優勝したフランスのFWオリビエ・ジルー（ACミラン）に〝フラれた〟オーストラリアのFWジェイソン・カミングス（セントラルコースト・マリナーズ）が、ついにジルーのユニホームをゲットだ。
カミングスは1次リーグ初戦でフランスに敗れたあと、エムバペのユニホームをもらおうと更衣室に出向いたが、スタッフが「（エムバペは）交換を望んでいない」と拒否。次に狙ったジルーに「ジルー、頼むから君のシャツをもらえないか？ 」とアタック。しかし「ジルーは英語が話せないようなそぶりで僕の横を通り過ぎたんだ。（英国の）プレミアリーグで10年プレーしているのに！（笑い） 彼はただ通り過ぎていったよ！」と、けんもほろろに断られてしまったことを笑いながら明かした。
これに対し、ジルーはSNSでカミングスの同僚MFジャクソン・アーバインのユニホームを投稿。すでにアーバインと交換する約束だったことを明らかにし「ねえ、僕の英語どう？」と冗談を載せていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9573c439ef71456ddd55cea394438d1058c54c88
ユニホーム騒動が円満解決した仏代表FWジルー
ここで話は終わらなかった。英「デーリー・メール」によると、カミングスはオーストラリアのラジオ番組「サタデー・モーニング・マワーズ・クラブ」で最新情報を告白。「私はスコットランド語も話すし、時々ちんぷんかんぷんなことも話すから、ジルーは私のことを理解できなかったのだろう。ただ、誤解だったんだ」と告白。「それに、今はすべて解決した。実は昨日、ジルーからのメッセージで目が覚めたんだ。実際にインスタグラムで僕にメッセージをくれたんだけど、彼は素晴らしい人物だということがわかったよ。彼はACミランのユニホームを送ってくれると言ってくれたし、誤解やいろいろなことを申し訳ないと言ってくれた」と明かした。
カミングスはさらに「僕はマリナーズのジャージーを送ると言ったんだ。もう親友だということがわかったよ。だから、最後に笑ったんだ」と語った。
