スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、ラ・リーガ第16節アルメリア戦(2-0)で2ゴールに絡む活躍を披露。幾度となくチャンスに絡んできたこれまでのパフォーマンスを踏まえ、現地メディアは「最も価値のある資産の1つ」と絶賛している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d3952ab7c4c31884090e448bde08f5eeaeec716f
ソシエダ加入後、存在感を放ち続ける久保を高評価
アルメリア戦で2試合連続のスタメン出場を果たした久保は後半2分、敵陣ペナルティーエリア内右から中央へ走り込んだMFダビド・シルバへパス。これが相手に当たりながら通ると、D・シルバが右足で先制点を叩き込んだ。さらに同7分、FWアレクサンドル・セルロートによる追加点シーンではパスで起点にもなった。
前節のオサスナ戦でも味方とのパス交換から先制ゴールに絡むなど、存在感を発揮した久保。両試合とも得点、アシストこと付かなかったものの、チャンスに絡み、チームの勝利に貢献しているのは間違いない。現在リーグ3位に付けるソシエダの攻撃において、目を見張る働きを示している。
現地紙「El Diario Vasco」は、今シーズン開幕前のソシエダ加入後、存在感を放ち続ける久保に注目。「重要なプレーヤー」と見出しを打ち、ここまでのパフォーマンスを評価しながら「彼のドレッシングルームへの適応は完璧で、コーチングスタッフは彼のズビエタ(練習場)での日常生活や週末のサッカーに満足している」と、信頼を勝ち取っていることを指摘したうえで、最大級の賛辞を送っている。
「彼の貢献度は数値で表せるものよりもはるかに大きい。ディフェンスでのハードワーク、縦への展開、果敢に前に出る姿勢、スピード、チームメイトとの連係……これらすべてが、今シーズンのチュリ・ウルディン(チームの愛称)で最も価値のある資産の1つとなっている」