元日本代表監督のバヒド・ハリルホジッチ氏(70)が韓国代表監督に就任する可能性が高まっていると、複数のクロアチアメディアが報じた。
昨年のカタールW杯で韓国を16強入りに導いたパウロ・ベント監督(53)が退任。同国サッカー協会はかねて2026年W杯に臨む後任指揮官としてハリルホジッチ氏をリストアップしていた。地元メディア「ラジオ・サラエボ」は「ハリルホジッチ氏は再び監督になる寸前だ。韓国と契約を結ぶ可能性がある」と報じた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/806779fe8b9a50db771c7cd2eb06e81d4283a7e6
ハリルホジッチ氏が韓国代表監督に就任か
同メディアの取材に応じたハリルホジッチ氏も「韓国? 彼らは私に電話をかけてきたが、それは短い会話だった。ほかにも多く人が電話をかけてくる」とし、接触を認めたという。その上でW杯を戦った韓国代表について「韓国をフォローしていた。彼らには大きな可能性があるが、それについて今は話さない」とコメントしたという。
また地元メディア「SportSport」も、ハリルホジッチ氏について「韓国代表と関係があり、契約は非常に近い」と指摘。「日本を成功に導いた経験からアジア人と連携する方法を熟知している」とし、同氏がカタールW杯の直前に解任されたモロッコが本大会でアフリカ勢過去最高のベスト4と大躍進したことに「彼がその成功に大きな貢献をした」と伝えている。