シャルケの日本代表DF吉田麻也は新しく加入したDFモリッツ・イェンツとのプレーに手応えを感じているようだ。地元メディア『レヴィア・シュポルト』がコメントを紹介した。
シャルケは先日、ロリアンから期限付きでセルティックへ送り出されていた23歳ドイツ人センターバックのイェンツをレンタルで獲得。トーマス・ライス監督はそのイェンツを加入3日目にブンデスリーガ第18節、ケルンとのホームマッチで吉田とともにセンターバックで先発起用すると、勝利を収めなかったものの2人は好調ケルン相手の無失点に貢献した。
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上月壮一郎や板倉滉についても言及
ライス監督は試合後、「マヤ・ヨシダからもより安定した印象を受けた」とイェンツと組むことにより吉田のパフォーマンスが安定したとコメント。そして、スポンサーイベントに登場した吉田も「彼はセルティックでもここと似たような雰囲気の中、たくさんのサポーターの前でプレーしていたのでナーバスにならなかったですね。とても良いパフォーマンスを見せてくれて、僕もとても満足しています」と話し、イェンツとの連携に手応えを得たようだ。
シャルケは4日に行われる次節では敵地でボルシア・メンヒェングラットバッハと対戦。吉田は日本代表でCBコンビを組み、昨季シャルケでプレーしたDF板倉滉との再会に向けて「コウ・イタクラは親しい友達です」と語るも「ただ、そのような個人的な理由からだけではなく、良い試合をして勝ち点3の獲得を目指します」と強調する。
また、ベテランDFはウィンターブレイク中にシャルケのトップチームに引き上げられ、すでに得点も記録したMF上月壮一郎についても言及。「色々力になってあげることはできますが、彼はまだスタートラインに立ったばかりです。ブンデスリーガはとてもタフなので、フィジカル面とメンタル面の改善を続けなければいけません」と指摘しつつ、「ただ、僕はいつも彼の側にいられません。彼自身が改善に取り組むべきです。欧州で成功を掴むためには自立することが大事ですから」とも続けていた。