躍進が止まらないブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫だが、移籍市場に精通する世界屈指のジャーナリストであるファブリツィオ・ロマーノ氏も絶賛している。
三笘は4日、プレミアリーグ第22節のボーンマス戦に先発出場を果たした。
1月29日に行われたFAカップ4回戦のリバプール戦では、試合終了間際にボックス内で衝撃のテクニックを見せて決勝ゴールを記録。世界中で大きな話題になっていたが、1月21日に行われたプレミアリーグ第21節のレスター・シティ戦でもスーパーゴールを決めており、3試合連続ゴールの期待がかかった。
しかし、試合はブライトンの低調なパフォーマンスとボーンマスの堅い守備の前にこう着状態に。しかし、終盤に向けて三笘が何度もチャンスに絡むと、87分にヘディングでゴールを記録。2試合連続の決勝ゴールを決め、1-0でチームは勝利した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5331f4abee300721a52b8bd5b64c5d140c97a123
彼は3500万ポンド(約55億3500万円)以上の価値がある
今年に入ってからより加速した三笘のパフォーマンスには称賛の声が止まらない中、ロマーノ氏も『CaughtOffside』に向けた手記で三笘について言及している。
「トップクラブは、三笘薫の優先事項がブライトンに集中することであること、まだ大きな動きはないということを理解していると思う」
「確かに、彼は3500万ポンド(約55億3500万円)以上の価値があるが、この段階で交渉はするべきではない」
「これはブライトンからの最高のリクルートメントだ。彼らは現在素晴らしい状態にある別の宝石を採掘した」
ブライトンは将来的なトップタレントを発掘する能力に長けており、最近ではスペイン代表DFマルク・ククレジャ(チェルシー)、マリ代表MFイヴ・ビスマ(トッテナム)、ベルギー代表MFレアンドロ・トロサール(アーセナル)などがいた。
また、今冬の移籍市場ではエクアドル代表MFモイセス・カイセドも多くの興味を惹きつけており、高額の移籍金でチームを去ることは間違いないところ。そして、三笘もこのラインナップに続くとした。