FC東京は12日、ホームで横浜FCと対戦し、3―1で勝利した。前半38分に右サイドバックの中村帆高(25)が負傷し、急きょ出場となったDF長友は、21年9月のJリーグ復帰後では初となるアシストをマーク。チームの公式戦4戦ぶりの白星に貢献した。長友の試合後のコメントは以下の通り。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7cba5775e88025b058eea7a6070234382f861e9d
日本代表に入りたいという気持ちはまだまだあります
「前半から点が入って、いい攻撃もできてましたけど、危ない場面もあったので、なかなか難しい試合になるだろうなと見ながら思っていました。その中で自分にもチャンスがきて、しっかりと試合に入って、久しぶりのアシストもできましたし、勝利に貢献できてうれしいです」
―中村がケガで緊急出場だった。
「絶対勝ちたいという気持ちで入りました。得点に絡みたかったというのがあったので、ベンチで見ながら、しっかり守備をしながら攻撃に絡んでいって、前に出て行くことをしたいなとは思っていました」
―アシストを記録。
「勝負するという気持ちの部分もそうですし、あとはクロスからのトレーニングがかなりやってました。中の人数もしっかりいましたし、だいたいのボールでも決めてくれるなと。まあディエゴもいましたし」
―キレが上がっている?
「今年37歳になりますけど、逆にキレというか、スピードが上がっていて、トレーニングの成果が出てます。その自分のトレーニングの経験は今、若手にも伝えている。きょうの俵(俵積田)なんかもそうですし、スピードと推進力が、若手選手はどんどん出ている。自分のトレーニングは間違っていないなと、改めて感じています」
―スタメンではない?
「どっちでもいいでしょ?チームの勝利に貢献すること、(リーグ優勝して)シャーレを掲げることが僕の目標なので、それはどんな形であれ、チームに貢献できるんであれば、自分はいいなと。スタメンで出ても貢献できますし、途中から出てもしっかりチームを締めることができる。その仕事をしっかり全うしたいなという気持ちだけです」
―俵積田の印象は?
「最初の合宿のトレーニングで、1対1があったんですけど、彼に一回やられたんですよ。そのときに、“こいつはただ者じゃないな”と思って。三笘選手が今、海外でも活躍していますけど、日本でも活躍できる選手になれると、そのワンプレーで感じて、それから彼とトレーニングするようになって、彼にアドバイスするようになって、彼もどんどん自信つけて、ああやって躍動していますし、まだまだ伸びていくなと。なかなか僕もやられることはないんですけど、コンディション面で、オフ明けということもありましたけど、彼のスピードというのは、圧倒的だなと思います」
―来週には日本代表も発表される。意欲は?
「意欲はまあ、現役をやっている以上は変わらないんで。日本代表に入りたいという気持ちはまだまだあります。コンディションももちろん、かなり上がっていますし、まだまだ日本代表でできるコンディションあるなとは思います」
―C大阪の香川がゴールを決めた。
「決めたんですか?マジですか?まだちょっと(映像を)見てないんで。Jリーグを盛り上げるという意味でも、真司には活躍してもらわないとダメだし、(香川)真司が活躍することでまた自分も刺激を受ける。欧州だったり日本代表で経験してきた僕らが、Jリーグを盛り上げていきたい。真司のゴールはかなり喜ばしいことです」