スタッド・ランス、終盤のPKで劇的ドロー…伊東純也は圧倒的なスピードから決定機創出

伊東純也

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リーグ・アン第30節が9日に行われ、スタッド・ランスとスタッド・ブレストが対戦した。

3月19日に行われた第28節のマルセイユ戦を1-2で落とし、昨年10月から続いていたスタッド・ランスの無敗記録は「19」でストップした。それでも、インターナショナルマッチウィーク明けの2日に行われた前節ナント戦は3-0で快勝。欧州のカップ戦出場権を獲得するためには2連勝が求められる今節は、スタッド・ブレストをホームに迎える。伊東純也はリーグ・アン19試合連続のスタメン出場を飾った。

【スコア】
スタッド・ランス 1-1 スタッド・ブレスト
【得点者】
0-1 6分 ピエール・レース・メル(スタッド・ブレスト)
1-1 90+2分 フォラリン・バログン(スタッド・ランス)

https://news.yahoo.co.jp/articles/3f63023aadc7cdc51b0ecc6e7b4f69376737525a

伊東純也は19試合連続のスタメン出場

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試合は立ち上がりの6分に動く。スタッド・ブレストは中盤でのボール奪取から右サイド高い位置に侵入したフランク・オノラがクロスボールを供給。このボールはファーサイドに流れたものの、ペナルティエリア左でボールを拾ったジェレミ・ル・ドゥアロンが再び左足でクロスボールを送る。最後はピエール・レース・メルが頭で沈め、アウェイチームのスタッド・ブレストが先手を取った。

その後もスタッド・ブレストがチャンスを作る展開となったものの追加点は奪えない。すると29分、スタッド・ランスにビッグチャンスが到来。ペナルティエリア右の深い位置で浮き球のパスを引き出したトマ・フォケがシンプルに中央へ送ると、フリーになったフォラリン・バログンが強烈なヘディングシュート。GKに弾かれたボールを再びバログンが狙い、伊東が触ろうとするも、コースを変えることはできずに同点弾とはならない。

続く32分には左サイドからのクロスボールをバログンが頭で狙うも、ここは枠を捉えきれず。対するスタッド・ブレストは43分にセットプレーからポスト直撃のシュートを放ったが、これ以上の得点は生まれず、前半はスコアレスで終了した。

後半に入ると、同点を目指すスタッド・ランスは押し込まれた後のカウンターアタックでチャンスを作りながらも、決定的なシーンを作り出すには至らない。時間の経過とともにスタッド・ブレストは逃げ切りの方向に舵を切り、スタッド・ランスが押し込んでいく。

80分にはペナルティエリア右でボールを受けた伊東が粘ってマイナスへ繋ぎ、最後はカイ・シーアハイスが左足で狙ったが、DFのブロックに阻まれてゴールとはならず。85分には右サイド高い位置で浮き球のボールを受けた伊東が股抜きで対峙するDFを抜き去ったが、クロスボールは精度を欠きゴールラインを割ってしまった。

それでも、このまま試合終了かと思われた89分にスタッド・ランスに絶好機が到来する。右サイド高い位置でボールを受けたマキシム・ブシがクロスボールを送ると、最後はファーサイドに遅れて走り込んだアルベル・ゼネリが左足フィニッシュ。このシュートはゴールとはならなかったが、オンフィールドレビュー(OFR)によってシュートを打った後に足が踏まれていたことが判明し、スタッド・ランスにPKが与えられた。このPKをバログンがゴール左下に沈め、スタッド・ランスが土壇場で試合を振り出しに戻した。

後半アディショナルタイムにはスタッド・ブレストが右サイドからのスローインを中央へ送ると、狙っていた伊東がスピードを上げてプレッシャーをかける。相手のクリアに合わせて足を合わせ、ボールはゴール方向へ向かったが、ここはGKマルコ・ビゾットの好セーブに阻まれた。

試合はこのままタイムアップ。スタッド・ランスはバログンのPKで劇的ドローに持ち込み、2戦ぶり黒星から逃れた。一方、スタッド・ブレストは土壇場で勝利を逃す結果となっている。伊東はフル出場を果たした。

次節、スタッド・ランスは15日に敵地でレンヌと対戦する。一方、スタッド・ブレストは16日にニースをホームに迎える。

コメント

  1. 名無し より:

    4大リーグから声掛かってるらしいな伊東
    迷わず移籍だろ

  2. 名無し より:

    4大でみたい。
    とりわけプレミアでみたい。

  3. 名無し より:

    伊東のアレ止めたのもそうだけど
    お互いのGK神憑ってたな

  4. 名無し より:

    伊東、シュートの手前までは良いんだけれどねぇ。それと相手キーパー リゾット大活躍だね。美味いわ。

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