ブンデスリーガ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフでMF田中碧やDF内野貴史のチームメイトであるMFアペルカンプ真大は、日本のA代表入りを夢見るようだ。ドイツ『transfermarkt.de』のインタビューで語っている。
日本人の母、ドイツ人の父を持つ東京生まれのアペルカンプは、2015年に三菱養和SC巣鴨ジュニアユースからデュッセルドルフ下部組織に加入。2019-20シーズンからトップチームの招集メンバーに選ばれ始め、2020年夏にプロ契約を締結。現在22歳の同選手は今季、公式戦30試合に出場し5ゴール7アシストを記録している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/99034f57d58b35ca1ae7d8863dc06925f912de13
デュッセルドルフからの移籍も視野に?
『transfermarkt.de』のインタビューで、自身のポジションは「攻撃的MFで8番(インサイドハーフ)か10番(トップ下)」と話すアペルカンプだが、今後について「もう3年近く2部でプレーしています。自分にとって大事な時間でした。でももちろん、ずっとこのリーグに留まりたくないし、なるべく早めにブンデスリーガへのステップに進みたいと思います。フォルトゥナとともにそれができれば最高ですね」と強調。「今は今シーズンの残りの試合に集中し、なるようになるでしょう。これ(自身の去就)に関しては優れたマネジメントに任せていますので」とも明かしている。
U-17、U-18日本代表にも選ばれたことのあるアペルカンプだが、2021年にはU-21ドイツ代表入りを果たし、公式戦2試合に出場している。しかし昨年のカタール・ワールドカップ前には、A代表は日本代表入りを望んでいることを公言していた。そして今回「その意向がさらに強まりました」と明かし、以下のように続けている。
「リストに載っていますが、日本代表のスカッドを見ると、とてもクオリティが高いことがわかります。そこでチャンスをもらうためには、僕自身が次のステップに進む必要があります。この夢を実現したいです」