アーセナルの補強はライス?カイセド? 中盤の補強で妥協しないことがシティに追いつくには必要か | footcalcio

アーセナルの補強はライス?カイセド? 中盤の補強で妥協しないことがシティに追いつくには必要か

プレミア

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19年ぶりのプレミアリーグ優勝から一歩遠ざかってしまったアーセナル。今夏の補強が注目を集めている。

シーズン開幕当初の予想とは異なり、首位をひた走っていたアーセナル。しかし、マンチェスター・シティとの直接対決では力の差を完全に見せつけられて完敗。順位表の上では首位にいるものの、消化試合の少ないシティが首位に立つ可能性は非常に高くなっている。

今シーズンのここまでは、近年の成績を見れば大きな成功。来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場も確定し、躍進を遂げているとも言えるが、目の前に迫った優勝を掴み損ねることとなれば、悔しさが残るシーズンになるはずだ。

そんな中で注目されるのが今夏の補強。アーセナルは中盤の補強を1月から目指しており、今夏は注目の選手を獲得することを望んでいる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a4170a14d509e441e84a33ce3747f70dd90236ef

アーセナルの補強はライス?カイセド?

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獲得の有力候補はウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライス(24)、そしてブライトン&ホーヴ・アルビオンのエクアドル代表MFモイセス・カイセド(21)の2人。カイセドは1月にも獲得に動いたが、ブライトンへのオファーが拒否されていた。

さらにカイセドはブライトンと長期契約を結び、より獲得は難しくなったはず。ライスは2024年夏にウェストハムと契約が満了を迎えることとなるが、ウェストハムは強気な姿勢を崩していない。ただ、ライスはCLでのプレーと優勝争いを望んでおり、ウェストハムでは夢が叶わないとして移籍を望んでいるとされる。

『The Athletic』のジャーナリストであるデイビッド・オーンスタイン氏は、今夏のアーセナルの動きについてレポート。中盤の補強が見どころだが、高額な移籍金の2人を同時に獲りにいくことは考えにくいとした。

「ミケル・アルテタは、このチームが前進するのを助けるために、中盤に目立つ選手の獲得を望んでいる」

「彼らがどの方向に向かっていくのか、非常に興味がそそられる。デクラン・ライスへの関心が強いことは知っている」

「モイセス・カイセドへの関心が高いことは理解していたが、彼らがどの方向に進んでいくのか。また、彼らが追求する他の選択肢があるのかは分からない」

「コストを考えれば、両方に行くとは考えにくい。(ウェストハムとブライトンの)両クラブは喜んで売り手である必要があり、アーセナルの予算がどうなるのか分からないので見守ろう」

「アーセナルにはより高度なセントラルミットフィルダーへの欲求うがあると思う。お金が許せばだが。だから、彼らが強い関心を寄せているメイソン・マウントを気に入っているクラブの1つなのだろう」

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どちらも1億ポンド(約171億3000万円)クラスの移籍金が必要となるが、アーセナルは伝統的に多額の移籍金を投じて選手を獲得していないだけに、どちらを優先するか。2人ではなく、もう少し安く獲得できる選手を複数という考えもあるようだが、シティと肩を並べていくには、投資も必要ではないだろうか。
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