今季は4シーズンぶりとなるラ・リーガ制覇に大きく近付いているバルセロナ。前節終了時点で2位レアル・マドリードと勝ち点差「9」をつけ、首位を独走している。1-2で敗れた前節のラージョ・バジェカーノ戦から中2日で行われる今節は、ホームでベティスと対戦。前節終了時点で6位のベティスは4位レアル・ソシエダ、5位ビジャレアルと来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争っている。前節はレアル・ソシエダとの“直接対決”をスコアレスドローで終えており、現在ラ・リーガ2戦未勝利。首位のバルセロナを撃破し、4位を目指して勢いを取り戻したい。
バルセロナは負傷から戻ってきたアンドレアス・クリステンセン、フレンキー・デ・ヨング、ペドリらが先発に名を連ね、得点ランキングでトップを走るロベルト・レヴァンドフスキもスタメン入り。一方のベティスはヘルマン・ペッセージャ、セルヒオ・カナレス、ギド・ロドリゲスらが先発に入った。
【スコア】
バルセロナ 4-0 ベティス
【得点者】
1-0 14分 アンドレアス・クリステンセン(バルセロナ)
2-0 36分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)
3-0 39分 ハフィーニャ(バルセロナ)
4-0 82分 ギド・ロドリゲス(OG/バルセロナ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/98b02fe05b2085c6330d09029129c44eb6fbdefb
バルセロナがベティスを下してラ・リーガ制覇へ前進
1点を追いかけるベティスは33分にアクシデント。先制ゴールの直前に左太もも裏を痛めたルイス・フェリペに代わって序盤からピッチに立っていたエドガル・ゴンサレスが、ペドリを倒したシーンでこの日2枚目のイエローカードを提示される。ベティスは残りの約60分間を10人で戦うこととなった。
数的優位となったバルセロナは直後の36分、敵陣中央で前を向いたガビのスルーパスからジュール・クンデが右サイドを駆け上がると、ダイレクトで最終ラインとGKの間を通すグラウンダーのクロスボールを供給。待っていたレヴァンドフスキがダイレクトで流し込んだ。これでレヴァンドフスキは今季のラ・リーガ19ゴール目を記録。続く39分には斜めの動きでセルヒオ・ブスケツからのスルーパスを引き出したハフィーニャが左足でゴールネットを揺らし、バルセロナが3点をリードしてハーフタイムに突入した。
後半に入ってもバルセロナが試合の主導権を握る。57分には左サイドからドリブルで中央へ切り込んだバルデが横へ預けると、ペドリはダイレクトで門を通すパスを供給。ペナルティエリア内で前を向いたレヴァンドフスキが左足で狙ったものの、ここは右ポストに嫌われた。
対するベティスは64分、今季限りでの現役引退を発表しているホアキン・サンチェスをピッチへ送り出す。だが、そのホアキンは79分にひざを痛めた影響でプレー続行が不可能に。交代枠を使い切っていたベティスは9人での戦いを強いられることとなってしまった。
するとバルセロナは83分、右コーナーキックのボールがペナルティエリア左へ向かうと、アンス・ファティが縦への仕掛けから中央へ折り返す。これが相手のオウンゴールを誘発し、勝負を決定付けた。直後にはガビとの交代でラミン・ヤマルがピッチに送り出される。15歳と290日でのトップチームデビューとなり、ラ・リーガにおけるクラブの史上最年少デビュー記録を塗り替えることとなった。
試合はこのままタイムアップ。前半から数的優位となったバルセロナが試合の主導権を離さず、ラ・リーガ2試合ぶりの白星を飾った。一方のベティスはこれで3戦未勝利に。今節を既に消化したレアル・ソシエダが勝ち点「3」を積み重ねたことで、4位との勝ち点差は「9」まで広がってしまった。
コメント
15歳でバルセロナでリーガデビュー・・・
2007年生まれとか笑ってしまうな