三笘薫25歳が試合後1時間もファンに“神対応”した日…三笘が現地記者を笑わせた直後、明かした本音とは? | footcalcio

三笘薫25歳が試合後1時間もファンに“神対応”した日…三笘が現地記者を笑わせた直後、明かした本音とは?

三笘薫

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マンチェスター・ユナイテッドを1-0で下すと、ブライトンの三笘薫は思わずピッチを駆け回った。しばらくすると、ガッツポーズで勝利の喜びを噛みしめる。そして、歓喜に沸くチームメートの輪の中に飛び込んで感情を爆発させた。

5月4日に行われたマンチェスター・Uとの上位決戦。三笘は、5日前に行われた前節ウォルバーハンプトン戦でローテーションの休養を与えられ(後半から途中出場)、マンチェスター・Uとの大一番で先発メンバーに復帰した。

その注目の一戦は、劇的な幕切れで終わった。0-0で迎えた後半45+5分、ブライトンが5分間のアディショナルタイムぎりぎりのところでPKを奪い、キッカーのアレクシス・マクアリステルが見事成功させた。

そして、リスタートの直後に1-0で終了──。普段は控えめに勝利を喜ぶことの多い三笘だが、強豪マンチェスター・Uに劇的な勝利を掴んだことで気持ちが高ぶっているようだった。スター選手が集うチェルシーを下したときも同じようなリアクションだったが、その時と同じぐらいか、あるいはそれ以上の喜び方だった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/41f9e86910312bd9f17ae4b01ba8ec2c591be693

5月4日のマンU戦。後半アディショナルタイムの劇的PKで勝利後、カイセドと抱き合って喜んだ三笘薫

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試合終了から約35分後、いつもより少し早いタイミングで取材エリアに姿を見せた三笘は、笑顔を交えながらリラックスした様子で取材に応じた。

「守備陣が頑張ってくれた。(攻撃陣がゴールを奪っていたら)もっと早く試合を終わらすことができたはずだが、勝てて良かったです。上位の直接対決で勝つことは非常に大きい。あと残り6試合。(欧州カップ戦出場権の)可能性が出てきているので、すごく大きな勝ち点です」

この勝利でブライトンは8位から6位に浮上し、上位陣との差を縮めた。CL出場圏の4位マンチェスター・Uとは8ポイント差、EL出場圏の5位リバプールと4ポイント差まで近づいたのである(※5月4日時点)。特に5位のリバプールはブライトンに比べると、すでに消化した試合が2つ多い。ブライトンの目標である来季欧州カップ戦出場も現実味を帯びてきた。

奇しくも、マンチェスター・UはFA杯セミファイナルでPK戦の末に涙を飲んだ相手でもある。サッカーの聖地ウェンブリー・スタジアムで行われたFA杯後、三笘は「ブライトンサポーターの声援が大きかった。ここで勝てないのは本当に申し訳ない。大きな敗戦、悔しい敗戦でした」と下を向いたが、今回のユナイテッド戦後には「あの試合でタイトルを取れなかったので、ここで勝つ意味は大きかった」と、雪辱を果たせたことを喜んだ。

実際、勝利に沸いたブライトンの本拠地アメックス・スタジアムは、まるで優勝したかのような大騒ぎだった。試合後のロベルト・デゼルビ監督も「サッカーの神様がいた」と表現。「FA杯準決勝も我々が勝利にふさわしかったが、PK戦で敗れた。そして今日、我々はペナルティキックを獲得して勝利した。いずれの試合も、我々が彼らを上回っていた」と胸を張った。

試合を振り返ると、ブライトンのペースで進んだ。マンチェスター・Uもカウンターと速い攻めでゴールに迫ったが、それでも60%のボール保持率を記録したブライトンが優勢だった。

4-2-3-1の左MFとして先発した三笘も、キックオフからフルスロットルで飛ばしていく。果敢に仕掛ける日本代表と白熱したバトルを演じたのが、マッチアップした右SBのアーロン・ワンビサカだ。

三笘は前半4分にワンビサカへの横パスをインターセプトし、GKダビド・デヘアを強襲するシュートを放った。13分にも軽やかなステップでワンビサカの体勢を崩し、インサイドキックでシュート。3分後には、4度にわたる鋭い切り返しで仕掛けるも、ワンビサカの長い足にブロックされた。試合終了まで、2人は一進一退のせめぎ合いを繰り広げたのである。

ワンビサカのストロングポイントは「対人守備」にある。英紙サンデー・タイムズのジョナサン・ノースクロフト記者をして「1対1の守備で、プレミアリーグ随一の強さを誇る」という。

FA杯準決勝でも、三笘が「完敗でした」と認めるほど、このイングランド人DFの執拗なマークに苦しんだ。だがその分、今回の試合を迎えるにあたり「気合いを入れていた」と明かす。ワンビサカとの再戦を、三笘はこう振り返る。

「負けたシーンもあれば、抜き切れないシーンも多かった。シュートで終わるシーンもあったが、(最後の)質のところがダメだった。前の試合で対決し、色々なところを振り返りながらやっているところもあった。うまく対応できたところもあったと思います」

三笘側から見れば、たしかにうまくいったところもあるが、そうでもないところもあった。シュートまで持っていけたシーンがある一方で、完全に抜き去ったシーンはなかった。

そんな今回のマッチアップで目を引いたのが「ワンビサカの守備」、特に「距離」と「立ち位置」だった。これまで三笘と対峙してきた他のプレミアDFたちと比べると、とりわけワンビサカの「立ち位置」は非常に独特だった。

例えば三笘が左サイドのペナルティエリア付近でボールを持つと、ワンビサカは自身の背後を取られないよう、三笘と十分に距離を取ってマークした。そして立ち位置は「ゴール寄り」、つまり「中寄り」にポジションを取った。カットインから右足でのシュートを一番警戒しているように見えた。

三笘側から見ると、縦のスペースはかなり空いている。縦に抜けようと三笘が加速すると、ワンビサカは自慢のスピードを生かしてブロック。またワンビサカの位置取りから考えると、三笘の左足のシュートにさほど強さがないと踏んでいるようだった。

いずれにせよ、三笘はこの独特のポジション取りに苦戦した。ワンビサカとの駆け引きについて、次のように見解を述べた。

「ワンビサカは自信と余裕があるように見えた。自分が“行ける”と思ったタイミングで仕掛けても、後から彼の足が伸びてくる。また、前への守備が強いので、ボールを後ろから受けようとしても、インターセプトがうまい。(三笘をマークして)下がりながら、自分の得意なところまで持っていき、スライディングでカットすることもできる。

その一方で、自分がボールを離さなければ前進することはできた。そういうところを考えながらやってました。(自分の課題は、得点につながる)最後のところにいかに結びつけるか。そこは次やった時に、また楽しみたいと思います。

(記者:ほかのDFと比べると、ワンビサカは中寄りにポジションを保っている印象があったが)彼は相当自信があるんだと思う。(自分を縦に)運ばせても、最後のところで止めればいいと考えているじゃないですかね」

三笘とワンビサカのマッチアップは、筆者がノートに記しただけでも10回。なかなか攻略できない難敵について、囲み取材では「プレミアリーグで対決したディフェンダーで一番と言えるか?」との質問も飛んだ。

三笘は「何をもって一番とするのか分からない。我慢して前に出てくる守備をする選手もいれば、彼のように後ろに下がり、最後に止めればいいと考える選手もいる。まあ難しい質問ですね。どの相手も手強いので、順位をつけることはできないです」と答えた。

守備の仕方がそれぞれ違うから順位をつけるのは難しいとのことだったが、ひとつだけ間違いないのは、地元紙マンチェスター・イブニング・ニュースによる「見応えのある決闘だった」との評価。2人の激しいバトルは、また来シーズンも繰り広げられることだろう。

日本がゴールデンウィークに入り、アメックス・スタジアムでも日本のサポーターや観光客の姿が目立つようになった。実際、前節のウォルバーハンプトン戦後にはスタジアムの外で選手を待つサポーターが長蛇の列をなし、三笘がファンサービスを1時間程度行なったことが話題になった。三笘によれば、素直に嬉しいという。

「ゴールデンウィークもあって、日本のファンの方が結構いらっしゃっている。嬉しいです。その分責任感というか、アジアの期待も、日本の期待も背負うことになる。 そういうプレーをしないといけないと思っています」

ただ、人数の多さは三笘としても想定外だったようだ。三笘はブライトンの地元民にとっても人気選手だが、ちょうど観光シーズンに入ったこともあり、日本やアジア各国、世界中からファンが押し寄せている。

「1時間ほどファンサービスをしたみたいですね」と問いかけると、「僕もどこまで対応すればいいのかわからないところがある」と笑みを浮かべ、記者たちを笑わせていた。ただすぐに真剣な顔に戻り、「わざわざ来てもらっているので、(ファンサービスを)したいんですけど、こういう連戦の時はちょっと難しいかもしれないです」と説明した。

三笘の本心としては、イングランドまで応援にかけつけてくれたサポーターの方にファンサービスをしたい。だが、中2~4日の過密日程のときは、その全てに応えられないかもしれないと話した。「常にスタメンで試合に出て、活躍すれば、来てくれた甲斐があると思う。そういうプレーをしたい」と続け、プレーで恩返しがしたいと強調していた。

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ブライトンの次戦は、5月8日にホームで行われるエバートン戦。「次の相手は下位にいますけど、そんな簡単な相手ではない。しっかりと準備したいと思います」と気を引き締めていた。

コメント

  1. 名無し より:

    神対応すぎるわ
    ユナイテッドとバチバチにやりあった後に1時間もファンサービスって、いくら勝った試合でも疲労が半端ないだろうし
    本当に人格も優れてるね

  2. 名無し より:

    神対応すぎるわ
    ユナイテッドとバチバチにやりあった後に1時間もファンサービスって、いくら勝った試合でも疲労が半端ないだろうし
    本当に人格も優れてるね

  3. 名無し より:

    2度3度とマッチアップ重ねる度にワンビサカいった強敵相手に優位を取れるように成長してって欲しいね。
    完璧とは言わないまでも実際FAの時よりも今回の方が惜しい攻めは何度かあった。

  4. 名無し より:

    2度3度とマッチアップ重ねる度にワンビサカいった強敵相手に優位を取れるように成長してって欲しいね。
    完璧とは言わないまでも実際FAの時よりも今回の方が惜しい攻めは何度かあった。

  5. 名無し より:

    大体クラブはファンサはもちろん大事にしてるが
    川崎は特にファンサで近い距離とかファミリー向けみたいなのを前々から大事にして運営してたし、そういう方針が強い所を通ってくるのはプロとしては大事かもしれないな

  6. 名無し より:

    大体クラブはファンサはもちろん大事にしてるが
    川崎は特にファンサで近い距離とかファミリー向けみたいなのを前々から大事にして運営してたし、そういう方針が強い所を通ってくるのはプロとしては大事かもしれないな

  7. 名無し より:

    三苫さん素晴らしい対応。
    これからも応援しております。

  8. 名無し より:

    三苫さん素晴らしい対応。
    これからも応援しております。

  9. 名無し より:

    長文無理です短く纏めて

  10. 名無し より:

    長文無理です短く纏めて

  11. 名無し より:

    いや、いい文章だったよ。読み手の国語力の問題。

  12. 名無し より:

    いや、いい文章だったよ。読み手の国語力の問題。

  13. 名無し より:

    >>6
    やめてあげて(´;ω;`)

  14. 名無し より:

    >>6
    やめてあげて(´;ω;`)

  15. 名無し より:

    川崎の誇り、いや日本の誇りですね

  16. 名無し より:

    川崎の誇り、いや日本の誇りですね

  17. 名無し より:

    この程度で長文とかちょっと知的にアレな人?

  18. 名無し より:

    この程度で長文とかちょっと知的にアレな人?

  19. 名無し より:

    >>9キチンと取材してる記者に対するねたみ。つまり自称評論家による記事へのサゲコメントだね。
    本当に自称評論家ってこの世に必要無いよな。

  20. 名無し より:

    >>9キチンと取材してる記者に対するねたみ。つまり自称評論家による記事へのサゲコメントだね。
    本当に自称評論家ってこの世に必要無いよな。

  21. 名無し より:

    久保も三苫も応援しとるぞ。
    粘着対立煽り野郎は消えてくれ

  22. 名無し より:

    久保も三苫も応援しとるぞ。
    粘着対立煽り野郎は消えてくれ

  23. 名無し より:

    椅子かソファー持ってってやってくれ

  24. 名無し より:

    三笘は竹冠

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