完璧な“両足使い”　ウェルベックが絶賛する最高のチームメイトは「彼は信じられないほど素晴らしかった」

2020年からはカタールのアル・サッドに活躍の場を移したカソルラは、2012年より6年にわたってアーセナルでプレイしてきた。大怪我に苦しんだが、それでもカソルラのテクニックはサポーターの脳裏に焼き付いていることだろう。チームメイトだったウェルベックも同じだ。

「本当に才能があると感じたのは、カソルラだった。彼は信じられないほど素晴らしかったよ。左右両足が使えて、サッカーIQ、ボールの受け方からパスまでね。凄いと思ったのは彼だ」

また、ウェルベックは対戦相手からチェルシー時代のFWエデン・アザールの名前も挙げている。

「対戦した中で最高の選手を選ぶなら、アザールかな。チェルシーにいたときの彼は信じられなかった」

両者とも抜群のテクニックを誇り、2010年代のプレミアを大いに盛り上げてくれた。小柄な選手ではあるが、足からボールが離れない柔らかいタッチは特別だ。

現在のブライトンにも中盤はモイセス・カイセド、アレクシス・マクアリスター、前線ならば日本代表FW三笘薫も特別な輝きを放っているが、実績ではまだまだカソルラ&アザールが上だろう。