レガネス退団報道の柴崎岳　イニエスタ後継狙いの神戸、古巣鹿島、恩師がいる町田が争奪戦か

Jリーグでスペイン2部レガネスに所属するMF柴崎岳（30）の争奪戦が勃発しそうだ。

2020年夏に3年契約でレガネスに加入した柴崎について、スペイン紙「アス」はクラブ側は契約延長しない方針のため「契約を終了する」と今季限りでの退団を伝えた。この情報にJクラブ関係者は「日本に戻ってくる決断をするのならば移籍金がないし、古巣の鹿島以外にも興味を持つJクラブは出てくるだろうね」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3cf5ed4e1530f76a4f584057cb7ff78e55600363

去就が注目される柴崎岳

柴崎は昨年のカタールW杯に臨んだ日本代表メンバーであり、まだ老け込む年齢でもない。同関係者は「どこが獲得に動く？　鹿島は可能性があるけど、あとは神戸かな。大迫（勇也）も（古巣の）鹿島ではなく、神戸に入ったし（元スペイン代表MFアンドレス）イニエスタがいなくなるから、柴崎に興味あるんじゃないか」と指摘した。

神戸は、これまでも海外クラブに所属していた大迫をはじめ、DF酒井高徳、FW武藤嘉紀ら国際経験の豊富な選手らを獲得。また39歳になった大黒柱のイニエスタは、今夏に退団することが確実視されており、柴崎にも関心を示すとみられているわけだ。特に条件面では他Jクラブを圧倒する資金力は選手にとっても大きな魅力だ。

また、青森山田高時代の恩師、黒田剛監督が率いるJ2町田も含めた争奪戦になる可能性もありそうだ。ネット上でも「鹿島に戻ってきてほしい」「日本でプレーするなら鹿島しかない」と古巣加入を熱望する意見とともに「神戸が狙ってそうだな」「元日本代表大好きの神戸」「大迫も神戸を選んだし」「町田とかあるかも」との声が書き込まれていた。