
アリエン・ロッベン、フランク・リベリ、マヌエル・ノイアー、トーマス・ミュラー……。かつてドイツの巨人バイエルン・ミュンヘンでプレーした宇佐美貴史は、サッカー史に名を残す名手とロッカールームを共にした経験を持つ。
スーパースターの一挙手一投足を間近で目にしていた宇佐美によれば、彼らはピッチ外でも異端児だったようだ。現在はガンバ大阪でキャプテンマークを巻く31歳が、バイエルン時代の印象的なエピソードを披露してくれた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d9d1d3d7ec0db5bfde37296437c431a68429abc
「2人ともキャラが強烈。ぶっ飛んでて、クレイジー」

ピッチ内外で一番強烈だったのは、リベリとロッベンかな。2人ともキャラが強烈。ぶっ飛んでて、クレイジーみたいな。ロッベンはけっこう孤高のカリスマという感じですね。一匹狼で自分のやるべきことに集中して、めちゃくちゃストイックで、あんまりブレない。だからチームメイトにも敵を作っちゃう、でも結果を出すからみんな認めてましたね。
リベリは仲の良い選手たちと群れるし、いたずら好きやし、話してるレベルも半端じゃない。ここでは到底話せないような話とかもしてるし。試合後にリベリがロッベンを殴っちゃったみたいなのもありましたね。
オランダの英雄ロッベンは、今年4月にフルマラソンで3時間切りを達成。現役引退からおよそ2年が経つなかでの偉業で、世界中を騒然とさせたが、元チームメイトの宇佐美に驚きはなかった。
ロッベンとリベリの凄いところですよね。守備をしないみたいなイメージがあったかもしれませんが、2人ともめっちゃ走れるんですよ。チームのフィジカル練習なんてしたら、2人で一生走ってますからね。
その当時から持久系も凄かったですね。ロッベンはフィットネスというか、アスリートとしての肉体が半端じゃなかったです。あれくらいできるだろうなっていう。だから僕はマラソンの話を聞いても凄いなあというのはなかったです。当時から体力が凄かったんで。ちょっとマラソンのトレーニングをしたら、それくらいの記録を出せるだろうなあと記事を見て思いましたね。
