
見事にネットを揺らしてシーズンを締めくくった。この試合は、古橋亨梧にとってセルティックでのラストゲームとなるのだろうか。
セルティックは6月3日、スコティッシュカップ決勝で2部インバネスに3-1と勝利し、リーグカップ、リーグ戦と合わせて国内3冠を達成した。ケガの影響で出場できるか注目された古橋は、スタメンに名を連ねると、前半に先制点となるゴールを決めている。これで今季公式戦34得点だ。
この2シーズンにわたってスコットランドを支配してきたセルティックだが、今後の方針が注目されている。アンジェ・ポステコグルー監督がトッテナムに近づいていると言われるからだ。そして、指揮官が新たな挑戦に臨むとなれば、古橋もその後を追うかもしれない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/74162bbb263d2d6b8888206f72a9457e56dfd080
「視野に入れているイングランドのほかのクラブもある」

英紙『The Scottish Sun』は同日、トッテナムがポステコグルー監督を招聘して古橋も獲得することを望んでいると報じた。トッテナムはエースであるハリー・ケインの「パートナー、代役、あるいは退団なら後釜として」古橋を狙っているという。
同紙は「キョウゴはトッテナムにとって理想的で、2500~3000万ポンド(約41億3000万~49億5000万円)を払う用意を整えている」とし、さらにトッテナム以外のプレミアリーグのクラブも興味を示していると伝えた。
「だが、そのフィニッシュ力やクレバーな走り、トップ級の姿勢から、視野に入れているイングランドのほかのクラブもある」
セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』によると、ポステコグルー監督は試合後に「今日のキョウゴは万全じゃなかった。これから代表チームにも行かなければならない。だが、彼はこのクラブのために良いパフォーマンスをすることだけを考えていた」と話している。
「彼らみんなが今を楽しむのにふさわしい。大事なのは、誰かにとっての次ではないんだ。ドレッシングルームで選手たちにもそう伝えたよ」
