
菅原由勢が6月13日、日本代表の練習後に取材に対応。ステップアップへの思いを明かした。
現在22歳の菅原は、ユースから在籍する名古屋グランパスから2019年夏にオランダのAZに移籍。加入4年目の今季も、途中までエールディビジで優勝争いをし、ヨーロッパカンファレンスリーグではベスト4に入ったチームで主力として活躍した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea501eeb10f482bf303e7a1379202f8f18596c0e
オランダで躍動する菅原。日本代表での猛アピールに期待だ

成長著しい逸材なだけに、ブンデスリーガの強豪ドルトムントや、守田英正を擁するスポルティングからの関心が聞こえてくる。菅原は注目を集める自身の去就について問われると、率直にこう答えた。
「友だちや家族にも聞かれるけど、僕もあんまり分からないんで。4シーズン、終わってみて自分が感じている思いと、代理人が考えている思いはある程度共有している。何かが起きると思っているし、何かを起こさないといけないタイミングに来ていると思う。やれることは今はやったというか、あと2試合、代表があるけど、とりあえずシーズンは終わっているので。また話し合いもあると思うし、そこでしっかり色々話せれば」
さらに日本代表定着への思いも。日々サバイバルレースを戦う覚悟と、主戦場である右SBとしての決意を示した。
「常に最後の代表活動だと思ってやっているので、自分の持っている全てを出さないといけない。僕の良さが出せなければ他の選手が試されると思うので、そこは毎日、危機感を持ちながら練習をやっているし、代表に臨んでいる。
(堂安)律君と(久保)建英が左足でボールを持ったら何かが起こる。彼らにどれだけ良い状態でボールを渡せるかもサイドバックとして大事。距離感、コンビネーションを含めて何か積み上げられれば面白い」
