「彼がいたら日本のW杯はどうなっていたか」古橋亨梧の代表弾にセルティック地元メディアも注目 | footcalcio

「彼がいたら日本のW杯はどうなっていたか」古橋亨梧の代表弾にセルティック地元メディアも注目

古橋亨梧

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セルティックの関係者は、古橋亨梧が日本代表に呼ばれないことを不思議に思っていたはずだ。それだけに、久しぶりの舞台でのゴールに、過去を思い返しても驚きではない。

6月15日、古橋はキリンチャレンジカップのエルサルバドル戦で後半途中から出場し、チームの6点目となるゴールを決めて6-0の快勝に花を添えた。代表での古橋のゴールは、約2年ぶりで通算4点目だ。

周知のように、古橋はカタール・ワールドカップで選外となり、3月シリーズでも森保一監督から招集されなかった。かつて指揮官が「リーグのレベル」に言及したこともあり、スコットランドで古橋の招集外が絶えず話題となっていたのは記憶に新しい。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fdf9a157389e2f8b686ed14f4829e325791ccfcf

代表では約2年ぶりのゴールを決めた古橋

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セルティックで2年目の2022-23シーズン、古橋はリーグ戦で23ゴールをマークして得点王となり、公式戦では34ゴールと得点を量産。中村俊輔以来となるスコットランドの年間最優秀選手に選出された。

それだけに、セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』は、ヘディングでネットを揺らした古橋について、「比較的小柄だが、チャンスになればキョウゴは確実に跳躍できる」と報じている。

「ゴール前でこれだけ決定力がある彼に欧州各国のクラブが注視しているのは、まったく不思議ではない。キョウゴがいたら、日本のワールドカップがどうなっていたかを不思議がるべきだ」

また、アンジェ・ポステコグルー監督のトッテナム行きで去就が騒がれている古橋だけに、同メディアは「キョウゴは来季もセルティックの将来の成功に大きく貢献するだろう」とも報じた。

「(新監督候補とされるブレンダン・)ロジャースに最初に必要なのは、日本人ストライカーを座らせ、他クラブからの関心を回避するのに役立つ、より好条件での新たな長期契約を結ぶことだ」

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古橋が今後も代表で活躍していくには、もちろんクラブで好調を続けることが必要だ。そのためにも、セルティックで続けるのか、恩師を追いかけるのか、あるいは違う道を選ぶのか、この夏の選択は重要となる。まずは20日のペルー戦の出来、そしてその後のマーケットでの決断に注目だ。
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