「チャンピオンズリーグでも、三笘選手を止めるのは難しい」鄭大世が語る「大飛躍の三笘薫プレミア1年目」 | footcalcio

「チャンピオンズリーグでも、三笘選手を止めるのは難しい」鄭大世が語る「大飛躍の三笘薫プレミア1年目」

三笘薫

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2022シーズン終了後に現役を引退し、その後のワールドカップ・カタール大会やプレミアリーグなど、解説者としても活躍中の鄭大世さん。

彼の解説と言えば、ブライトン所属の日本代表MF三笘薫選手のキレキレのプレーに対し、「ミトマってる」というパワーワードも話題となった。

そんな彼は、解説者として日本代表や海外で活躍する三笘選手をどう見ていたのか。

https://news.yahoo.co.jp/articles/acae873cd07180561fa6b0fafb3e6b35ef99de6b

「ヨーロッパリーグでは無双するんじゃないですか」

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―今シーズンの三笘選手の評価は?

100点満点です。もちろん、2021年のベルギーリーグのロイヤル・ユニオンSG時代もすごかったんですが、まだ途中出場が多く、いわゆるサブのスーパープレーヤーといった印象でした。それがプレミアリーグのブライトンにレンタルから戻った後、チームの主力選手としてここまでの活躍を果たすなんて、正直驚いています。

―プレミアリーグ挑戦1年目は最高の形で終われたと?

はい。ただ、三笘選手を見ていると、活躍する選手はどこの国だろうと、何年目だろうと関係ないんだなって思いましたね。やっていること自体は、Jリーグの川崎フロンターレ時代とまったく変わっていないんですよ。

―変わっていない、というのは、具体的にどういった点でしょうか?

昔も今も、三笘選手はドリブルが武器で、相手が縦を切っていても、そこをあえて縦に仕掛けて打開できる個の力があります。そんな典型的なドリブラーですが、一方で、ドリブルに固執せず、どんな状況でもベストな判断ができる冷静さを持っている。それが一番の長所なんじゃないかな。

その上で、彼は自分の長所を活かすために周りの選手を活かすんですよ。アウトサイドから、中にセンタリングをあげるといった場面なんかはその典型ですよね。すると、結果的に三笘選手の長所であるドリブルがさらに活きるんです。それを川崎時代からずっとやっています。

―一方で、さらに進化したと感じるところはありますか?

まず、ヘディングでいかついゴールを決められるようになった。そして、内側との連携が上手くなりましたよね。ブライトンのサイドバック、エストゥピニャン選手は特徴的なポジションを取るので、川崎時代とボールが入ってくる形が少し違うんです。

大外のポジションから、相手に読まれている状態でパスが通ってきた時に今の三笘選手は間を使って突破する。もしくは、自分が相手センターバックの位置まで入って、サイドバックを大外にあげて、そこから崩す。そういった選択肢が取れるように成長をしていたので、プレーの幅がさらに広がった印象がありますね。

―プレミアリーグでの1年目をブライトンで過ごした三笘選手ですが、ブライトンというチームは、三笘選手にとっていい移籍先だったのでしょうか?

結果を見たら、ベストだったのではないでしょうか。三笘選手が今シーズンに活躍できた大きな要因に、人との出会いが挙げられます。特に、ロベルト・デ・ゼルビ監督の下で戦えたことが大きいでしょうね、これは彼の人生のターニングポイントになったと言ってもいい。

川崎フロンターレの鬼木達監督、ロイヤル・ユニオンSG時代のフェリス・マーズ監督、日本代表チームの森保一監督は、いずれも最初は三笘選手を途中交代の選手として使っていましたが、その殻を破って、90分フル出場でも通用する選手なんだと世界に気づかせてくれたのは、間違いなくデ・ゼルビ監督でしょうね。

―今シーズンは、リーグ戦のゴール数が7得点と、プレミアリーグの日本人最多得点記録を塗り替えました。ファンからは「もっとゴールを!」という言葉もありましたが、その点は、どのように見られていますか?

今シーズンの三笘選手は、多くのゴールチャンスがあったので、もっと決めてくれよと思った人もいるかと思います。「決定力がない」なんて言われ方をされたこともありますが、僕はそうは思いません。

ゴールを狙える位置でボールを受けて、シュートを打てた時点で決定力はあるんですよ。だって、ゴールに繋がる動きができているわけですから。シュートを決められなかったというのは、運に左右される部分もあるので、そこはとやかく言っても仕方がない。三笘選手は、ゴール前で非常に落ち着いているので、来季は今以上に得点を決めるようになるはずですし、シュート精度を上げる練習をすれば、さらに量産するはずです。

―シーズン10ゴールも夢ではない?

全然いけます。今シーズンだって、もしもはじめからフル出場できていれば、達成できていたと思います。すでに、それだけのポテンシャルはある。一方で、本人は、ゴール数は意識せずに、シンプルに「今日一日をがんばる」というのを続けているはずです。

目標を決めると現実とのギャップに苦しんだり、焦ったりするというのを分かっているでしょうから。周りはもちろん、デ・ゼルビ監督ですら「15ゴール」という目標を出すくらい期待が大きい選手ですが、僕は、来季もリラックスして今のままがんばってもらいたい。

―来シーズン、ブライトンは初となるヨーロッパリーグを戦います。三笘選手はヨーロッパリーグでも活躍できるとみていますか?

世界最高峰のプレミアリーグの猛者たちを相手に戦っていますから、ヨーロッパリーグでは無双するんじゃないですか(笑)。もっと言うと、チャンピオンズリーグでも、三笘選手を止めるのは難しいと思っていますよ。

あとは、過密日程による疲労、ケガなどには気をつけてもらいたい。僕も、現役時代は苦労しましたが、バスでの移動とか、選手にとって本当にしんどいですからね。とはいえ、来季の活躍が今からとても楽しみです。

昨年ブライトンに復帰してから、22-23シーズンはプレミアリーグで7ゴール5アシストを記録し、クラブの躍進に大きく貢献。昨シーズンのプレミアでの活躍で同選手は世界屈指のドリブラーへの仲間入りを果たした。

コメント

  1. 名無し より:

    >>1
    おじいちゃん、差別は辞めなさい

  2. 名無し より:

    >>1
    本人に直接言えないからって、匿名でネット悪口は情けないって
    三笘とえらい差だって

  3. 名無し より:

    >>1
    まさに日本人の恥

  4. 名無し より:

    トッテナムとブライトンでは格が違うって言ってたなぁ
    それとたぶん、SPOT〇とアベ〇でコネあるんやろ
    変な持ち上げコメも毎回セットだし
    日本人は平和ボケで、すぐ騙せる
    大谷とかでメジャー攻略、サッカーはプレミアから攻略
    最終的に金の取り分は集金される戦略という妄想です
    反日舐めないほうがええぞ

  5. 名無し より:

    何か荒れてますねぇ

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