「１対１で取られるのが怖い」三笘薫は子どもの問いにどう答えた？

三笘薫が自身初の著書（三笘・著「VISION 夢を叶える逆算思考」）出版を記念し、トークイベントを実施。会場に訪れた子どもにアドバイスを送った。

プレミアリーグのブライトンで躍動し、カタール・ワールドカップでは日本代表として全試合で存在感を見せつけ、世界を驚かせた三笘。そんなスターに会えるとあって、会場には親子50組100名、一般100名の計200名と多くのファンが足を運んだ。

イベントでは、子どもたちからの質問コーナーも行なわれ、三笘のプレーを見てサッカーを始めたという子どもの「僕はドリブルが得意だけど、１対１で取られるのが怖いのですが、どんな練習をしたら相手をかわせますか？」との問いに、26歳のドリブラーはこう答えた。

「僕も正直、今でも１対１で取られるのが怖い。でも自分の中で色んな抜き方を知って、色んなバリエーションで練習していくと、ある程度、自信がついてくる。その自信がついてきた時に仕掛けているだけで、毎回、自信があるから仕掛けているわけではなくて、もう自信がない時はバックパスしています。

でもそれは全然良くて、怖い時は仕掛けなくていいし、自分が自信を持って仕掛けられると思った時に仕掛ければいい。練習でたくさん仕掛けて自信をつけていかないと、試合でやっても抜けないので、自信を練習の中で身につけてほしいと思います」