バイエルンが、トッテナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケイン獲得に向け、2度目のオファーを提示したようだ。9日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。
現在29歳のケインは複数回のレンタル移籍を経て、2013年夏からトッテナムのトップチームに定着。ここまで公式戦通算435試合に出場し、クラブ歴代最多の280ゴールを記録している。2022-23シーズンもプレミアリーグでは得点ランキング2位となる30ゴールを記録した。しかし、現行契約が2024年6月30日まででとなっていることから、今夏の移籍の可能性も浮上している。
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去就に注目が集まるケイン
そんなケインには、マンチェスター・Uやバイエルン、パリ・サンジェルマン(PSG)などから関心が寄せられているなか、バイエルンが具体的な動きを見せており、先日には6000万ポンド(約110億円)に追加オプションが付随した最初のオファーを提示したものの、トッテナムがこれを拒否したことが報じられていた。
それでも、ケイン自身がバイエルンへの加入に前向きになっている状況から、バイエルンは7000万ポンド(約128億円)に追加オプションが付随した2回目のオファーを提示している模様で、同クラブとしてはこれで合意に達することを望んでいるという。
しかし、トッテナムのダニエル・レヴィ会長としては変わらずにエースストライカーの移籍金として少なくとも1億ポンド(約183億円)を要求すると見られているほか、ケインには契約延長を提示していることも報じられており、バイエルンからのオファーは再び拒否することが予想されている。