ボルシアMGに所属する板倉滉のナポリ移籍が近づいているようだ。
イタリア大手紙『Gazzetta dello Sport』は7月10日、「ナポリがイタクラと合意、彼が新しいキムになる」と報じた。セリエA王者は、CBとして活躍した韓国代表キム・ミンジェのバイエルン移籍が確実となっており、同じアジア人DFを後釜に据えるプランだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5470b7fafd620303ffb144cfc80f4f80bc2f4d2e
セリエA王者ナポリへの移籍が近づいていると報じられた板倉
「韓国人キム・ミンジェの後継者は日本人になるようだ。交渉はすでに進んだ段階にある。26歳の選手をイタリアに連れてくるだろう」
「サウジアラビアからの好条件オファーを断った」という日本代表DFの意志は、チャンピオンズリーグでプレーできることもあり、すでに決まっているようだ。あとはクラブ間交渉となるが、同紙はこう見立てている。
「オファーは1200万ユーロ(約18億円)で、ボルシアMGは1500万ユーロ(22億5000万円)以上を望んでいるが、解決策はそう遠くないようだ」
ただ、売却容認の姿勢を取るクラブの対し、ボルシアMGのファンは怒りが収まらない。ナポリの専門サイト『Calcio Napoli24』は「日本人の移籍にボルシアMGファンは激怒」と見出しを打った記事を掲載している。
「イタクラの売却の可能性は、文字通りボルシアMGのファンを混乱に陥れている。ナポリがとても気に入っている選手は、サポーターから真のスターだと考えられおり、クラブに対する多くの物議を醸すメッセージにより、論争が巻き起こっている」
そう綴った同メディアは、SNS上で「イタクラ抜きでは、我々は残留争いだ」「彼なしでは逆戻りしてしまう」「2000万ユーロ(約30億円)以下では売れない」といった声が上がっていると伝えている。