インテルとアル・ナスルの一戦はドロー決着…ラウタロ、C・ロナウドの“両エース”は無得点

フレンドリーマッチ

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レシーズンツアーで来日中のインテル(イタリア)とアル・ナスル(サウジアラビア)が27日、大阪の『ヤンマースタジアム長居』で親善試合を行った。

昨シーズンはコッパ・イタリアとスーペルコッパ・イタリアーナで頂点に輝き、チャンピオンズリーグ(CL)でも決勝進出を果たしたインテル。日本ツアー初戦となるこの試合では、アレッサンドロ・バストーニやニコロ・バレッラ、ラウタロ・マルティネスらが先発出場。一方で、フェデリコ・ディ・マルコやヘンリク・ムヒタリアン、新戦力のフアン・クアドラードやマルクス・テュラムらはベンチスタートとなった。

対して、来日後2戦目となるアル・ナスルは、スコアレスドローに終わった25日のパリ・サンジェルマン(PSG)戦からスタメンを2人変更。アレックス・テレスやマルセロ・ブロゾヴィッチセコ・フォファナ、タリスカ、クリスティアーノ・ロナウドらが先発に名を連ねている。

【スコア】
インテル 1-1 アル・ナスル
【得点者】
0-1 23分 アブドッラフマーン・ガリーブ(アル・ナスル)
1-1 44分 ダヴィデ・フラッテージ(インテル)

https://news.yahoo.co.jp/articles/a6985ba1b7591aa79bb984f72bf857f59b117225

インテルとアル・ナスルの一戦はドロー決着

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序盤はアル・ナスルがブロゾヴィッチとS・フォファナを起点にボール保持率を高め、敵陣ゴール前に迫るシーンを何度か創出。C・ロナウドも巧みな足技やポストプレーで存在感を示す。対するインテルはアル・ナスルの攻撃に冷静に対処しつつ、両サイドの背後を突くプレーを多用し、チャンスをうかがっていく。20分には最初の決定機。A・テレスの左クロスにタリスカがヘディングで合わせたが、GKの好守に阻まれ先制点とはならなかった。

23分、アル・ナスルは中盤に下がってボールを受けたタリスカが、左足の柔らかいパスをボックス内に供給。走り込んだアブドッラフマーン・ガリーブがダイレクトボレーで合わせネットを揺らした。先制を許したインテルは27分にチャンス到来。敵陣でボールを奪うと、チャルハノールのスルーパスに抜け出したL・マルティネスがボックス内で右足を振り抜く。しかし、シュートは惜しくも枠の左に外れた。

攻め立てるインテルは30分、ホアキン・コレア、L・マルティネス、デンゼル・ダンフリースが立て続けにシュートを放つも、アル・ナスルの必死の守備に阻まれ、同点ゴールとはならず。それでも44分、L・マルティネスのポストプレーからダンフリースが右サイドの敵陣深くに侵入すると、クロスにダヴィデ・フラッテージが頭で合わせ、試合を振り出しに戻した。前半はこのまま1-1で終了した。

インテルはハーフタイムに7枚替えを敢行し、M・テュラムやクアドラード、フランチェスコ・アチェルビらを投入。対するアル・ナスルは、GK以外の10人全員を入れ替えた。逆転を狙うインテルは、57分にボックス前での細かいパス交換からクリスティアン・アスラニが際どいシュートを放つ。直後にはクアドラードの右クロスにL・マルティネスが頭で合わせたが、シュートは枠の上へ外れた。

その後もインテルが選手を入れ替えつつ、試合を優位に進める。サイドからのクロスやミドルシュートで何度もゴール前に迫るも、ラストパスとフィニッシュの精度を欠き、なかなかゴールネットを揺らせず。対するアル・ナスルは守勢に回る時間が続く。終盤にかけてはアル・ナスルも縦への素早い攻撃でゴール前に迫っていくも、こちらも得点を奪うまでには至らず。試合はこのまま1-1で終了した。

インテルは8月1日(火)に『国立競技場』でPSGと対戦。一方のアル・ナスルは日本を離れ、現地時間28日にアラブ・クラブ・チャンピオンズカップ初戦のアル・シャバブ戦を戦う。
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