実績があるだけに、関心があっても不思議ではない。
イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は8月2日、インテルの右CB候補にアーセナルの冨安健洋も挙がっていると報じた。
シモーネ・インザーギ監督による3-5-2を基本布陣とするインテルはこの夏、長年3バックの一角として不動の地位にあったミラン・シュクリニアルが契約満了をもって退団した。
シーズン途中からシュクリニアルとの関係に亀裂が生じ、インザーギ監督はマッテオ・ダルミアンを起用。イタリア代表DFは期待に応え、WBと右CBのどちらもこなす奮闘ぶりを見せた。だが、いずれにしても右CBの補強が必要と言われてきたところだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5680f5f884ed1dace8e628c9d7f63b87842d2ce
インテルはレンタルでの獲得を望んでいる
周知のとおり、冨安はアーセナルに移籍する前、ボローニャで4バックの最終ラインの全ポジションをこなすなど、高い万能性を見せていた。守備の国イタリアにおける評価は確かだろう。
だがもちろん、関心=移籍というわけではない。Gazzetta dello Sport紙によると、インテルはレンタルでの獲得を望んでいるものの、アーセナルは完全移籍しか認めない姿勢という。
そもそも、冨安自身に移籍の考えがあるかも分からない。この1シーズン半、度重なるフィジカルの問題で不本意な日々を過ごしてきた日本代表DFは、昨季プレミアリーグ優勝を争ったアーセナルで新シーズンに復活を遂げたいと意気込んでいるはずだ。