
今季からフランス1部パリSGを率いるルイス・エンリケ新監督が、退団する可能性があると3日、スペイン紙「マルカ」が報じた。
同紙は「エンリケがパリSG退団を検討している!」と題して報道。フランス代表GEキリアン・エムバペの移籍騒動が理由のようで、「パリSGの優柔不断な対応にうんざりしている」という。クラブとエムバペとのやりとりや、毎日のように去就の報道が飛び交うこと、監督自身ではなく、クラブがエムバペを日本ツアーに同行させないと決めたことなどに不満を持っている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ddcb7b3fcc86c2710c1cf3fad9013526751b0ef
「エンリケ監督が続けるべきかどうかを検討するところまで来ている」

エムバペとパリSGとの契約は、2024年6月まで。今夏、クラブは契約延長のオファーを出したが、エムバペがこれを拒否した。来夏にフリーで退団されることを避けるため、クラブは移籍金が発生する今夏の退団か、契約延長の2択を提示していたが、去就は決まらないままとなっている。
これまでの報道によると、エムバペは、以前から獲得を熱望しているスペイン1部Rマドリードへの移籍を希望しており、残り1年の契約を全うして来夏に移籍をしようとしているという。
また、スポーツアドバイザーを務めるルイス・カンポス氏、指揮官の右腕のラフェル・ポル氏がパリSGから去る可能性があり、「エンリケ監督が続けるべきかどうかを検討するところまで来ている」と伝えた。
