ブンデスリーガ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフを率いるダニエル・ティウーネ監督がMF田中碧の現状について言及した。
田中は昨季終盤にクラブ幹部に移籍希望を通達。今年4月にはフランクフルト、オフに入ってからウェストハムやフラムなどプレミアリーグ勢、そしてシュトゥットガルトからの関心が伝えられていたものの、いずれも具体的な動向を見せず。一方で、2025年までの契約を結んでいるデュッセルドルフでは新シーズンの公式戦3試合すべてにフル出場している。
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去就に注目集まる田中碧
移籍市場の閉幕が2週間後に迫る中、そんな田中の様子に現地メディアの記者も注目。第3節パダーボルンとのホームマッチ(19日)に向けた会見で同選手について問われたティウーネ監督はこう返した。
「アオは我々に移籍志望を伝えている。チャンスがあれば、移籍したいと。シンプルに言えば、全力でプレーしパフォーマンスを出し、アピールできればそういったチャンスが訪れるということ。ゴールネットを突き破り、すべてのデュエルにも勝てば、必ず誰かが注目する」
「現時点で彼はうちの選手だ。長期離脱を強いられて負傷も軽いものではなかったこと、ものすごく早くそれから回復したことを忘れてはいけない。パフォーマンスは完全に安定しているわけではないが、試合中はいつも我々のプレーをコントロールする時間帯を迎えている」
「ほかの選手たちと同様、彼がうちのドレッシングルームに座ってフォルトゥナのユニフォームを着ている限り、私は最大限のコミットメントを求める。そして、私はそれをもって彼を評価する。8月31日までには色々なことが起き得る。1年前ヤクブ・ピヨトロフスキに対しとても良いオファーが届いたときとか、過去にもここでそういった経験をしている。彼(田中)が移籍することを除外しないし、今後もうちでプレーすることも除外しない。(去就は)彼次第の部分もある」