
ユース時代から過ごすトッテナムで長年活躍してきたケイン。クラブ歴代最多得点記録などを樹立した同選手だが、ここまでチームトロフィーを獲得した経験はない。そんな中、契約が最終年に突入した今夏、強豪クラブに新天地を求める可能性が浮上し、最終的にバイエルンへの移籍が決まった。
デビュー戦のドイツ・スーパーカップでは、RBライプツィヒに0-3で敗れてまたもトロフィーに手が届かなかったケインは、イギリス『スカイスポーツ』のインタビューでブンデスリーガ開幕に向けた思いを口にした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4476b37ba0042d82e3890dfd74e24f7550a9aad2
バイエルンに加入したケイン

「プレーするための準備ができていて、自分にできることを証明したいという強い気持ちがあるから、どのリーグの開幕戦もエキサイティングだ。すべてのアウェー戦のようにタフな試合になるだろうけど、バイエルン・ミュンヘンとファンに僕がキャリアを通してやってきたことを示し、試合に勝利できることを楽しみにしている」
また、ケインは自身のキャリアにとって初のチームトロフィー挑戦に向けてもコメントした。
「僕がここに来た理由は、結局のところ成長するためであり、毎年タイトルを勝ち取らなければいけないことやチャンピオンズリーグで勝ち進まなければいけないこと、僕自身を限界までプッシュするという新しいプレッシャーを感じるためだ。チームタイトルや個人タイトル、すべてのトロフィーはチームとして成し遂げたことからやってくるものだ。これこそ僕が一番に考えていることだ」
「バイエルン・ミュンヘンにはリーグ優勝やチャンピオンズリーグで勝ち進むことへの多くのプレッシャーがあり、自分自身への挑戦を楽しみにしている。バイエルン・ミュンヘンのようなクラブにいるときは、勝たなければいけない。このことに関して何の疑問もない」
「勝利できず、良いプレーもできなければ、クエスチョンマークを付けられる。キャリアを通して、トッテナムでもイングランドでもこのことには上手く対処できていた。シーズンのスタートではいつだって良い結果の伴った良いスタートを望んでいる。アウェーゲームが最初なのはタフだけど、勝利できれば、これからに向けた自信を得ることができる」