リバプールは8月18日、シュツットガルトから遠藤航を獲得したと発表した。
世界的にはあまり有名とは言えず、30歳と若くない日本代表MFの電撃補強に懐疑論も上がるなか、ある海外記者が熱の入った持論を展開した。ブラジルを活動拠点とするマーカス・アルボエス氏だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5739a04c770895a6484adbc40687e4f5121d7c14
リバプール行きが最初に報じられてから、瞬く間に正式加入に至った遠藤
リリース直後にX(旧ツイッター)を更新し、こう綴ったのである。
「サッカー界では、選手の獲得を判断する際に年齢や国籍、どこのチームから来たかにこだわりすぎる。ワタル・エンドウは30歳で、シュツットガルトで良いシーズンを送った。ここ2年、残留争いに苦しむチームでプレーしているにもかかわらず、この日本人MFは強調すべき多くの価値を持っている」
同氏はまた、新たにキャプテンに就任した日本代表での活躍にも注目。「前回のワールドカップでは、日本チームにとって非常に重要な役割を果たした。リーダーとしてだけでなく、クロアチア戦やドイツ戦で攻守において多くのプレーを見せた」と賛辞を惜しまない。
「スペースを上手くカバーするインテリジェントな選手で、高い位置でも低い位置でもデュエルを制する強さがあり、ドイツの主なボールハンターの1人だ。攻撃面では、ドライブ、ドリブル、パスラインの見極めなど、前に出る能力に優れ、様々なプレーに適応する」
一方で、投稿の最後には、ベテランのジョーダン・ヘンダーソンとジェームズ・ミルナーがリバプールを去った事実に触れたうえで、「改革の一環であり、短期的にはコストパフォーマンスが高い。彼らはすぐに24歳以下の優秀な5番(守備的な選手)を探すはずだ」と記した。