9日に迎えるドイツ代表との一戦は、昨年のカタールワールドカップ以来となる再戦に。ドイツ代表はこの代表活動の結果次第で、指揮官であるハンジ・フリック監督の去就が考慮されると報じられるなど、重要な試合と位置づけられている。
試合は早々の11分、右サイドから菅原由勢のクロスに伊東純也がニアで合わせて日本が先制。19分にサネのゴールでスコアは振り出しに戻るも、22分に再び菅原のクロスから上田綺世が決めて勝ち越す。
後半、日本は4バックから3バックに変更。重心を下げてカウンターから攻撃を伺う形に。すると90分、ドイツの最終ラインでのビルドアップを久保建英がカット。ハーフウェーラインから持ち運んでGKとの2vs1でパスを選択。浅野拓磨が押し込んで3-1に。
さらにアディショナルタイム、久保のクロスを田中碧がヘディングで合わせて試合終了の笛。4-1で日本がドイツに圧勝。W杯に続いて白星を飾っている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb38665e620dbcc0e19b9e5fbb00a66912b87780
各選手の採点と寸評は以下の通り。
テア・シュテーゲン|3
バルサのスターであり、欧州選手権ではホームでゴールすることを決めている彼は、本当によく耐えた。上田と浅野に対して2度のセーブ。しかし、リスタート直後、彼は悪いミスを犯した。足元はまあまあ。それ以外は良いストッパーだった。
ヨシュア・キミッヒ|4
右サイドバックとしてプレーし、その役割を非常に攻撃的に解釈した。ビルドアップでは何度も中に入って中央に入り、試合の組み立てに参加した。1対1のゴールは彼から生まれた。唯一の問題は、彼がボールを失ったとき、バイエルンのスターはしばしばサイドバックとして欠けていたこと。
アントニオ・リュディガー|5
チームメイト、特にシュロッターベックとの連携に問題があった。レアルのスターは、その名声と守備のトップとしての役割にまったく応えていない。
ニクラス・ジューレ|5
守備陣の極めて弱いパフォーマンスの一端を担った。一歩遅かったり、デュエルが安定しなかったりした。2失点目の場面では、彼は上田から離れすぎていた。
ニコ・シュロッターベック|6
4バックの左サイドバックという不慣れなポジションで先発し、残念ながら寂しいパフォーマンスを見せた。前半の2失点の一因となった。1失点目では菅原をリフレッシュさせ、日本人選手に無人のクロスを上げさせた。多くのファンや専門家は、ハーフタイム後に彼がプレーを続けることを許されたことに驚いていた。64分に交代。
イルカイ・ギュンドガン|4
新キャプテンは試合前に表彰され、「フットボーラー・オブ・ザ・イヤー」のトロフィーを受け取った。それ以外は注目の的ではなかった。複雑なパフォーマンスだった。とはいえ:ヴィルツへの素晴らしいパスで、元バルサ、現シティのスターはサネのゴールを演出した。
レロイ・サネ|4
ドイツ攻撃陣の中で最も活躍した選手。中間点を1対1で取り、しばしば1対1を狙った。しかし、後半はよくブロックされ、無力化された。
フロリアン・ヴィルツ|5
前半は何度も良いアイデアを出し、ギュンドアンとともにサネを経由して1対1を演出。しかし、後半以降はほとんど目立たなかった。
セルジュ・ニャブリ|6
完全に失敗!左サイドの攻撃で、ゴールを決める危険なチャンスを一度も作れなかった。加えて、シュロッターベックや後半に交代で入ったゴセンスとの連携にも問題があった。
カイ・ハヴァーツ|6
得点力なし、創造性なし、速さなし。ヴォルフスブルクでのハヴァーツは、明らかに「これまで以上に」をモットーにしていたはず!このようなパフォーマンスでは、スタンドからの応援は期待できない。
ロビン・ゴセンス|5
熱狂的なプレーでファンを魅了するウニオンの新星は、1時間あまりで投入された。その1分後、伊東純也を倒してイエローカードをもらった。3失点目では失態を犯した。
パスカル・グロス|4
ブライトンのプロフェッショナルは、32歳86日で遅ればせながらの代表デビューを果たした。75分に狙ったシュートはゴール右に外れた。それ以外はあまり見るべきところはなかった。
トーマス・ミュラー|-
ワールドカップ以来、初めて代表チームでプレーし、大きな喝采を浴びた。終盤には何度も味方を追い込んだが、危険なアクションは取らなかった。
ユリアン・ブラント|-
ヴィルツに代わって出場し、勢いをつけるはずだった。しかし、20分間の出場では成功しなかった。
ケビン・シャーデ|-
終了間際、グナブリーに代わって出場。
※ 先発したエムレ・ジャンの記載は無し