「日本は世界トップ10に入る」惨敗ドイツの重鎮ミュラーが森保ジャパンとの“明確な違い”に言及 | footcalcio

「日本は世界トップ10に入る」惨敗ドイツの重鎮ミュラーが森保ジャパンとの“明確な違い”に言及

ネタ・談話

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長きに渡ってドイツ代表を牽引してきたレジェンドも、まさかの大敗にショックを隠せない。33歳のFWトーマス・ミュラーが日本代表戦への印象を明かした。

現地9月9日、森保ジャパンはヴォルフスブルクでドイツ代表と対戦。前半は互いに激しく攻め合うなか、日本が2-1とリードを奪って折り返す。後半はやや守勢に回る時間帯もあったが同点ゴールは許さず、逆に終盤に2点を追加して4-1の圧勝を飾った。カタール・ワールドカップでの屈辱的な敗戦の借りを返すべく、高いモチベーションで臨んできた大国を返り討ちにしたのである。

https://news.yahoo.co.jp/articles/290c3df043210cc4b3a61827a330fb28824f14d6

日本戦は73分からの出場となったミュラー

試合後、ミュラーは地元テレビ各局の囲みインタビューに応じ、「まずはサポーターに感謝したい。どんな状況にあっても僕たちに声援を送ってくれた。その想いに応えられなくて残念だ」とコメント。そのうえで、日本代表についてのインプレッションを次のように語った。

「日本は本当にハイレベルな規律のあるチームだと思う。個人の能力うんぬんではなく、チームとしての規律が素晴らしく、難しく考えないでシンプルにプレーしているように感じた。彼らはもう間違いなく世界のトップ10かトップ15に入っているだろう。一方で僕たち(ドイツ代表)はいま、その位置にはいない。それが現実であって、謙虚に受け止めなければならない。少しやり方を変えてみるのもいいんじゃないかな。

みんな(ドイツ代表の仲間たち)素晴らしいスピリットを持っている。だけど、チームとしてのパフォーマンスは、やはりクオリティーを伴なっていないと言わざるを得ない。ちゃんと機能していないんだ。また火曜日(フランス戦)に試合があるからね。そこに向けて監督と一緒に、また気持ちを切り替えてハードに取り組むだけだよ」

そう語ったミュラーだが、一夜明けてDFB(ドイツサッカー連盟)はハンジ・フリック代表監督の解任を発表した。直近5試合で1分け4敗と振るわず、日本戦の大敗が決定だとなった格好だ。フランス戦はスポーツダイレクターのルディ・フェラー氏らスタッフ陣が暫定で指揮を執る。現地メディアによると、後任には前バイエルン監督のユリアン・ナーゲルスマン氏や前フランクフルト監督のオリバー・グラスナー氏、さらには元ドイツ代表の名手であるマティアス・ザマー氏らの名が候補に挙がっているという。

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重鎮ミュラーも憂うドイツ代表の先行き。サッカー史上屈指の大国の周辺が、まさに風雲急を告げている。
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