マガト、ドイツ代表監督就任のナーゲルスマンに“アドバイス”「私が高く評価するクリンスマンだが…」

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ドイツ人指揮官フェリックス・マガト氏はユリアン・ナーゲルスマン氏のドイツ代表新監督への招へいを受け、自身の見解を述べた。

ドイツサッカー連盟(DFB)は20日に、日本代表戦大敗後に解任となったハンジ・フリック監督の後任としてバイエルン・ミュンヘン前監督のナーゲルスマン氏を迎えることを発表。同国代表でのポストに興味を示していたマガト氏だが、『シュポルト1』のトーク番組で自身の就任の可能性について聞かれると「私はこの質問に関して、話をする準備はできていたとしか言えない。ずっとDFBが求めるプロファイルを知らないことを強調し、DFBが実際何を求めるのか知らない。しかし、話はなかった」と接触がなかったことを認め、次のように語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/53f23334be61f3ae3a2e1e1fe2f456e225d65df0

「当然ナーゲルスマンもそれを成し遂げられるだろう」

「誰かがシーズン途中に入ってきて短期間で正しい判断を下さなければいけないという状況だ。私はブンデスリーガではこの状況を何度も経験し、たくさんのチームをシーズン途中に受け継いできた。自分に何ができるか把握しているつもりだ。上手くやれたという保証はない。ただ、このチームとともにEUROの制覇を目標に設定していただろう」

同氏は「当然ナーゲルスマンもそれを成し遂げられるだろう」と付け加えつつ、DFB内部の問題を指摘する上で「我々はとにかくナーゲルスマンの幸運を祈るしかない」とも言及。また、監督業におけるクラブと代表の違いを強調した。

「異なるものだ。ただバイエルンは代表チームに似ているところもある。最高の選手がいるのだから、取り組まなければならないのはメンバー選びだけだ。代表チームも基本、そういうものだろう。トレーニングについては話すまでもない」

「土曜日にブンデスリーガ戦があって翌週の水曜日や金曜日に代表戦を控えていれば、トレーニングでどうこうできるわけではない。一度でも練習すればチームが違うプレーをするといったようにイメージが伝わるが、そんなことはない」

「私は(元ドイツ代表監督で現韓国代表監督の)ユルゲン・クリンスマンを高く評価しているが、彼は自身の下でのトレーニングにより代表選手がより良い選手になると思い込み始めた。それはナンセンスだね。リーグが試合を開催し、代表チームではなくリーグこそ選手たちを育てるのだよ」

3度のバイエルンやヴォルフスブルクで3度のリーグ優勝を経験を持つマガト氏だが、ハンブルガーSVやフランクフルト、シュトゥットガルトやヴォルフスブルク(2期目)、そして2021-22シーズンはヘルタ・ベルリンを降格から救う“残留請負人”のイメージが浸透。チームに3部練習を課すなど選手に厳しいトレーニングを課す指導者としても知られる。

コメント

  1. 名無し より:

    軍曹は本人にオファーするものじゃなくて、選手たちにオファーするものだから
    「お前、いい加減にしないとマガトを監督にするぞ」って

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