スペイン1部レアル・マドリードのカスティージャ(Bチーム)からレンタルで同国3部ラヨ・マハダオンダに移籍したMF中井卓大(19)にJリーグ加入を求める声が高まっている。
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今冬までに状況が改善されないなら、日本でのプレーを選択するべき
昨季にRマドリードBに所属もわずか2試合で5分しか出番のなかった中井はレンタルで3部ラヨ・マハダオンダに移籍し、再スタート。しかし、ここまで5試合で出場3試合(9月29日現在)プレー時間は38分にとどまっている。選手代理人は「スペインの3部で試合に出られないなら日本に戻ってくるのもありだろう。才能はあるのだから、まずはプレー時間を増やし、経験を積まないといけない」と語り、Jリーグでの再スタートを熱望した。
2022年11月にU―19日本代表のスペイン合宿に中井を招集し、間近でプレーをチェックした同代表元監督の冨樫剛一氏は、潜在能力の高さを認めながらも体力不足で「20分しか持たなかった」という。「もっと長い時間プレーしていればと思う。たくさん試合に出ていれば、もっとレベルの高い選手になっていた」と語っていたように〝日本の至宝〟にとって、まずは実戦経験を積むことが最重要課題なのは間違いない。
同代理人は「さすがにJ1で(レギュラーとして)プレーするのはムリかもしれないけど、J2ならばチャンスはあるし、中井君を取ろうって考える野心のあるクラブが出てくるでしょう。今冬までに状況が改善されないなら、日本でのプレーを選択するべき。このままなら消えてしまいかねないから」と訴えた。