ここまで4勝1分3敗と悪くないスタートを切ったスタッド・ランスは、前節終了時点で5位につけている。今節はここまで2勝4分2敗と勝ちきれないシーズン序盤戦を過ごすトゥールーズと敵地で激突。スタッド・ランスの伊東純也は先発出場を果たし、日本代表の試合で負傷した中村敬斗はメンバー外となった。
【スコア】
トゥールーズ 1-1 スタッド・ランス
【得点者】
0-1 48分 アミール・リチャードソン(スタッド・ランス)
1-1 51分 タイス・ダリンガ(トゥールーズ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c0df399298fb885f3d2929bcdf0d1505b0bbbfb
攻撃陣の中心として躍動した伊東純也
勢いに乗ったスタッド・ランスは続く14分、左サイドに流れてボールを受けた伊東がカットインで2人をかわし、ペナルティエリア手前から右足を振り抜く。カーブのかかった一撃にGKは反応できなかったものの、シュートはファーポストに嫌われた。
37分にはトゥールーズが反撃。ペナルティエリア左へ抜け出したガブリエル・スアソがGKを引き付けて中央へ折り返したものの、ここはアグバドゥにクリアされる。対するスタッド・ランスは45分、ペナルティエリア左でボールを持ったモハメド・ダラミーからの折り返しが相手に当たってゴール方向へ向かったものの、ここもポストに直撃。スタッド・ランスは決定機が3度目のポストに嫌われ、前半はスコアレスで終了した。
後半に入ると立ち上がりに均衡が破れる。48分、ワンツーで右サイドを破った伊東が深い位置から相手をかわすと、2人目も置き去りにし、中央へ送る。ここは繋がらなかったものの、こぼれ球に反応したアミール・リチャードソンが左足一閃。ダイレクトで放った一撃がゴールネットを揺らし、スタッド・ランスが先手を取った。
だが、51分にはトゥールーズが反撃へ。敵陣左サイドでルーズボールを拾ったスアソが浮き球のボールを供給すると、抜け出したローガン・コスタがヘディングで逸らし、最後はタイス・ダリンガが頭で押し込む。当初はオフサイドと判定されたものの、VARによって判定が変更。得点が認められ、トゥールーズが早々と試合を振り出しに戻した。
その後はトゥールーズがゴールに迫るシーンが目立ったものの、これ以上の得点は生まれず、試合は1-1でタイムアップ。伊東はフル出場を果たした。