
先週末の2.ブンデスリーガ第10節カイザースラウテルン戦で2得点の活躍を見せたフォルトゥナ・デュッセルドルフの田中碧をドイツメディアが称賛している。
デュッセルドルフは21日、2.ブンデスリーガ第10節でカイザースラウテルンに4-3で逆転勝利。今季ノーゴールで苦しい時期が続いていた田中は、この試合で最初の得点と決勝点の2ゴールを奪い劇的勝利の立役者となった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/92540d9a1a82a9950c21a7575114ebbe82e200b9
ブンデスリーガのクラブにとって田中に注目しないのは怠慢

ドイツメディア『SPORT1』は、この試合で田中が見せたパフォーマンスを「日本のベリンガム?」と題して称賛。「ここ数カ月、メンタル面での強化を必要としていた日本人選手にとっては解放的な一撃だった」と綴った。
一方、チームメイトで守護神を務めるフロリアン・カステンマイヤーのコメントを紹介。「ボールを持っているときも、ボールを持っていないときも、彼は試合中に多くのことを与えてくれる。彼の2ゴールは私にとってとても嬉しいものだ」と、田中のゴールへの喜びを語っている。
また『SPORT1』は、今夏の移籍市場で田中の退団条項である500万ユーロを提示する可能性があったチームとしてマインツ、アウグスブルク、ホッフェンハイム、シュツットガルト、リヨン、ノッティンガム・フォレストなどのクラブを挙げ、今後の移籍に向けても「ブンデスリーガのクラブにとって田中に注目しないのは怠慢である。このボックス・トゥ・ボックス・プレーヤーをレアルのジュード・ベリンガムと比較するのは、そのリーダーシップの資質ゆえだ」と評価する言葉を残している。