伊東純也がピンポイントクロスで今季3つ目のアシストも…スタッド・ランスは今季初の連敗

伊東純也中村敬斗

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リーグ・アン第13節が26日に行われ、スタッド・ランスとレンヌが対戦した。

今季のスタッド・ランスは開幕戦から安定して勝ち点を積み上げており、前節終了時点で5位と上位争いに身を置いている。インターナショナルマッチウィーク前の前節はホームでパリ・サンジェルマンを相手に0-3と完敗を喫したが、ここまで6勝2分4敗と悪くない滑り出しだ。2試合ぶりの白星を狙う今節は、2勝6分4敗と勝ちきれない試合が多いレンヌの本拠地に乗り込む。スタッド・ランスの伊東純也は、日本代表帰りながら問題なく先発に名を連ねた。中村敬斗は負傷の影響でメンバー外となっている。

【スコア】

レンヌ 3-1 スタッド・ランス

【得点者】

1-0 4分 アミーヌ・グイリ(レンヌ)

1-1 45+2分 ウマル・ディアキテ(スタッド・ランス)

2-1 46分 バンジャマン・ブリジョー(レンヌ)

3-1 66分 アルトゥール・テアテ(レンヌ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/f4fbf47ea46106cf6485f5f86c13b3ef45654515

フル出場の伊東純也は1アシストを記録

試合は立ち上がりの4分に均衡が破れる。ホームチームのレンヌは左コーナーキックを獲得すると、バンジャマン・ブリジョーが右足で内巻きのボールを蹴り込む。ニアサイドでマルタン・テリエがフリックしたボールがゴール方向へ向かうと、GKイェファン・ディウフが弾き出したものの、ここからゴール前で混戦が発生。最後はアミーヌ・グイリが押し込んだ。ジュリアン・ステファン新監督の下で生まれ変わったレンヌが先手を取った。

その後は拮抗した時間が続き、スタッド・ランスはなかなかゴールを脅かす場面を作り出せない。それでも、レンヌの1点リードで迎えた前半アディショナルタイム、スタッド・ランスのサイドアタッカーが魅せる。スタッド・ランスが左コーナーキックを獲得すると、キッカーを務めた伊東がショートで繋ぐ。モハメド・ダラミー、テディ・テウマを経由して再び伊東にボールが渡ると、ペナルティエリア左からクロスボールを供給。これがボックス中央で待っていたウマル・ディアキテの頭にピタリ。ヘディングシュートが決まり、伊東の今季3つ目のアシストでスタッド・ランスが試合を振り出しに戻した。

1-1で後半に突入すると、キックオフの直後に再びスコアが動く。レンヌは左サイドでボールを繋いで前へ進むと、ペナルティエリア手前で待っていたグイリのパスにマルタン・テリエが反応。ダイレクトでボックス右へ繋ぐと、大外から走り込んできたブリジョーが左足でゴールネットを揺らした。後半の立ち上がりにもレンヌがゴールを記録し、勝ち越しに成功した。

対するスタッド・ランスは56分、ワンツーでペナルティエリア右へ侵入したテウマが決定機を迎えたが、左足から放たれたシュートは枠を捉えきれなかった。

65分にはレンヌが敵陣左サイドでフリーキックを獲得。ブリジョーが右足でボックス中央めがけたボールを蹴り込むと、アルトゥール・テアテがこのクロスに反応。ヘディングシュートを沈め、レンヌがリードを広げた。

スタッド・ランスは終盤にかけて伊東がスペースへの飛び出しでチャンスを作ったものの、これ以上ゴールネットを揺らすことはできず、試合はこのままタイムアップ。スタッド・ランスが今季初の連敗を喫した。伊東はフル出場を果たしている。一方、新体制のレンヌは第7節ナント戦以来6試合ぶりの白星を飾った。

次節、スタッド・ランスは12月1日にストラスブールをホームに迎える。一方、レンヌは30日にヨーロッパリーグ(EL)のマッカビ・ハイファ戦を戦った後、次節のリーグ・アンでは12月3日に敵地でマルセイユと対戦予定だ。
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