神戸初V貢献の武藤嘉紀「自力で獲得したタイトルこんなうれしいとは」苦労と妻への感謝

ネタ・談話

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ヴィッセル神戸が発足29年目、J参入27年目で初優勝を果たした。元日本代表FW武藤嘉紀(31)にとってはサッカー人生で初めての優勝となった。10得点10アシストで、エースFW大迫とともに貢献した31歳が、日刊スポーツに手記を寄せて、初優勝の喜びを語った。

自力で獲得したタイトルがこんなにうれしいものだとは正直思っていなかった。皆、満身創痍だったけど、優勝をつかんだ時はサッカー人生でも一番うれしいと思える瞬間だった。

試合が終わってほっとしたが、直後に『夢なんじゃないか?』と思った。朝起きて、試合前だったらどうしようと(笑い)。(9月29日の)横浜戦の前にも、試合に負けて優勝できない、という夢を見たりした。もう悪夢。大一番の前に、結構そういう悪い夢を見るけど、現実で優勝できて、本当に良かった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6647b63102fb45db068a46aadff9ae6434a8d046

他チームの結果うんぬんではなく、大事なのは自分たちだと

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今季の勝因は、相手に合わせるのではなく、自分たちが何をしなきゃいけないか、にフォーカスできたこと。泥くさいサッカーをできる選手が試合に出て、できない選手は出られないというのが明確だった。最初の3連勝は大きかった。こうすれば僕らは勝てるんだ、ということがわかった。

経験ある選手たちが「自分たちがやることをやる」と言い続けたことも重要だった。他チームの結果うんぬんではなく、大事なのは自分たちだと。ライバルの試合が1時間早くやっていた時、移動中のバスで試合を見て一喜一憂している選手がいた。そして、その後の試合で負けたことがあった。その時に「お前ら集中できてなかったな。(他の試合は)関係ねえだろ」と伝えていたこともある。

体は本当にきつかった。夏場にぜんそくのような症状の時は、試合までに熱が出るし、せきも止まらなくなった。自分でもどうしていいかわからなかった。メンタル的なものなのか? と思ったり。とにかく気合だった。みんなも痛み止め、解熱剤などを飲んで戦った。サッカー選手は華やかな部分しか見られないけど、表には出ない苦労や、きつい思いはいろいろあった。

やりきれたのは「やるならもう100%やる」ということをモットーにしていたから。チームの足を引っ張るようであればすぐ退くけど、やっぱり自分が出て、何とかチームのプラスになりたい気持ちが強かった。

神戸の街を盛り上げることも、少しはできたんじゃないかな。野球が2チーム(阪神とオリックス)の優勝で盛り上がって、サッカーでも続きたい気持ちだった。29年間1度も優勝していないチーム。優勝すれば街が盛り上がるとわかっていたから、何が何でも成し遂げなくちゃいけなかった。

家族、特に奥さんには感謝している。離れて暮らしていて、家族サービスや育児サポートはほとんどできなかった。子供3人のうち1人でも風邪をひいていたら、僕は(関東の家に)帰ることをやめていたし、僕は腰が強くないので子どもを抱っこすることもほとんどできなかった。これだけ良いシーズンを送れたのは間違いなく奥さんのおかげだった。

次はACLをとりたいという目標はあるけど、とにかく先に重きを置かず、目の前のことをコツコツとこなしていければ。みなさん、引き続き応援よろしくお願いします。

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神戸は昨季リーグ13位(11勝7分16敗)と苦しんだが、今季は22ゴールの大迫、10ゴールの武藤嘉紀のFWコンビを中心に21勝8分5敗の成績を残し、創設29年目でクラブ史上初のリーグ優勝を果たした。

コメント

  1. 名無し より:

    おめでとう!!!

  2. 名無し より:

    うむ、おめでとう!!

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