
昨シーズンにやり合った相手に攻撃を食らった。
現地12月10日に行なわれたリーグ・アンの第15節で、伊東純也と中村敬斗が所属するスタッド・ドゥ・ランスはニースとアウェーで対戦。1-2で敗北を喫している。
チームは敗れたものの、2トップの一角で先発した伊東は切れ味鋭いプレーを連発。1点ビハインドの66分にポスト直撃のシュートを放てば、78分には右サイドからのピンポイントクロスで、ユニス・アブデルハミドが決めた一時は同点となるゴールをアシストした。
その快足アタッカーにアクシデントが発生したのが60分だ。相手のセットプレーの流れから、自陣右サイドの深い位置でボールを収めると、敵CBのダンテを股抜きでかわす。だが、抜き去った瞬間に元ブラジル代表DFに顔を叩かれ、倒れ込んでしまった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/da6f7a73c49e276a7eda1b1e3c7706ac38ec164e
激怒した伊東純也が元ブラジル代表DFと睨み合い
このプレーにダンテに対してイエローカードも出ず、現地や日本のファンからは「伊東純也の顔叩いたのは誰ですか。許さん」「イトウを平手打ちで地面に叩きつけたダンテにイエローカードなしか?」「ダンテのイトウへの意図的な攻撃は、主審とVARのレーダーを通過した。これはレッドだ」といった声が上がった。
伊東とダンテにはちょっとした因縁がある。昨シーズンの第24節(0-0)で対戦した際、試合の終盤に敵陣ペナルティエリア内でダンテに倒されたものの笛は吹かれず、伊東はPKをアピール。詰め寄ってきた相手に激しく叱責されると、睨み合あって、負けじと何かを言い返した。
このやり合いは、SNS上で「あんなにバチバチしてる伊東純也初めて見た」「ケンカするんかと思って立ち上がった」といった声があがるなど反響を呼んだ。
約8か月の再戦で、日本代表アタッカーは、40歳のベテラン戦士をあっさり抜き去るなど翻弄していた。屈辱的な股抜きだけは我慢ならず、咄嗟に手が出たのかもしれない。
