前節はリードを生かすことができず、ベティスと1-1のドローに終わったレアル・マドリード。リーグ戦での連勝も「3」でストップし、バルセロナを破ったジローナに首位の座を明け渡すこととなった。今節は13位ビジャレアルを本拠地『サンティアゴ・ベルナベウ』に迎えての一戦。3位アトレティコ・マドリードや4位バルセロナとのポイント差を維持するためにも勝ち点「3」が欲しい一戦となる。
【スコア】
レアル・マドリード 4-1 ビジャレアル
【得点者】
1-0 25分 ジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)
2-0 37分 ロドリゴ(レアル・マドリード)
2-1 54分 ホセ・ルイス・モラレス(ビジャレアル)
3-1 64分 ブラヒム・ディアス(レアル・マドリード)
4-1 68分 ルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f3df2eb6f2fba73301b040f6152c39aec007fa6
レアルがビジャレアルを4-1で下し暫定首位浮上
迎えた25分、後方からパスを繋いで敵陣内へ侵入すると、大きなサイドチェンジを受けたルーカス・バスケスがマイナス方向へパス。ルカ・モドリッチが柔らかく上げたクロスをボックス内のジュード・ベリンガムが頭でゴール右下に流し込み、レアル・マドリードが先制に成功した。37分には右CKを獲得すると、モドリッチのクロスからゴール前で混戦が形成され、最後はロドリゴが押し込み前半だけでリードを2点に広げた。前半はこれ以上スコアは動かず、2-0で折り返した。
後半に入るとビジャレアルが1点を返す。54分、ダニエル・パレホが自陣から鋭い縦パスを送ると、これをキープしたラモン・テラッツがDFラインの背後へスルーパスを供給。抜け出したホセ・ルイス・モラレスが冷静にネットを揺らし、点差を1点に縮めた。しかし、レアル・マドリードもすぐさま反撃。64分、ピッチ中央付近でボールを受けたB・ディアスが巧みな反転で前を向き、ドリブルでボックス内へ。最後は右足でゴール右下隅に流し込み貴重な追加点を奪った。
勢いに乗るレアル・マドリードは68分、相手のミスを拾ったロドリゴがドリブルで仕掛けると、こぼれ球を最後はモドリッチが押し込み一気にリードを3点に広げる。その後はダニ・セバージョスや負傷離脱から復帰したオーレリアン・チュアメニ、ホセルらを投入しつつ、引き続きチャンスを作り続ける。結果的に5点目こそ奪えなかったものの、ビジャレアルに反撃を許さず試合は4-1で終了。勝利したレアル・マドリードが暫定首位に浮上した。