前節終了時点で15勝3分無敗と絶好調のレヴァークーゼンは、2位のバイエルンとの勝ち点差を「4」としており、クラブ史上初の“マイスターシャーレ”獲得に向けて最高の前半戦を過ごしてきた。1月のブンデスリーガでは、13日開催の第17節アウクスブルク戦でなかなか均衡を破れなかったものの、後半アディショナルタイムにエセキエル・パラシオスが決勝弾をマーク。続く20日に行われた前節のライプツィヒ戦では、2ー2で迎えた後半アディショナルタイムにピエロ・インカピエがゴールを挙げ、2試合連続で劇的な形で勝利を飾っていた。
今節はここまで5勝5分8敗という成績で12位に沈むボルシアMGとホーム激突。レヴァークーゼンは古巣対決となるヨナス・ホフマンを筆頭に、グラニト・ジャカ、フロリアン・ヴィルツ、パトリック・シックらがスターティングメンバーに並んだ。一方、ボルシアMGはニコ・エルヴェディやフロリアン・ノイハウスらが先発入り。AFCアジアカップカタール2023を戦う日本代表に合流している板倉滉はメンバー外となった一方、先日クラブよりトップチーム昇格が発表されていた福田師王は公式戦で初のベンチ入りを果たした。
【スコア】
レヴァークーゼン 0ー0 ボルシアMG
https://news.yahoo.co.jp/articles/36ac8598e38c6aee9ae23037255233d9edc685ff
福田師王がブンデスリーガ初出場
対するボルシアMGは低い位置でブロックを敷いてカウンターを狙う構図。22分にはペナルティエリア手前でセカンドボールを拾ったノイハウスが左へ繋ぐと、ペナルティエリア左からルカ・ネッツが右足を振ったが、シュートはGKマチェイ・コヴァージュに阻まれる。
この試合最大の決定機は23分に生まれる。レヴァークーゼンはハイプレスで敵陣までボールを奪いに行くと、ペナルティエリア右でパスミスを拾ったジャカがヒールでボールを残し、最後はヴィルツが中央から右足で狙ったが、シュートは枠を外れた。前半はこのままスコアレスで終了している。
後半に入るとレヴァークーゼンの攻撃の迫力が増していく。57分、ピッチ中央付近でクリアボールを拾ったシックが頭で落とすと、このボールにヴィルツが反応。斜めの方向へ走ったジェレミー・フリンポンがスルーパスを受け、ペナルティエリア左から左足で狙ったものの、ファーサイドめがけたシュートはわずかに枠を外れた。
続く59分にはペナルティエリア手前でヴィルツからのパスを受けたホフマンがスルーパスを送ると、ボックス左のスペースへアレハンドロ・グリマルドが侵入。マイナスへの折り返しはフリンポンの元へ向かったが、フィニッシュまでは持ち込めなかった、直後の61分にはカウンターでフリンポンが背後のスペースへ飛び出したものの、決死の戻りを見せたノイハウスに阻まれ、シュートまでは持ち込めない。
後半は攻め込まれる時間が続いたボルシアMGは、79分にメンバーチェンジを実施。クアディオ・コネ、ノイハウス、ジョルダン・シエバチュの3名を下げて、クリストフ・クラマー、ナタン・エングム、そして福田の3名をピッチへ送り出す。福田にとってはこれが嬉しいブンデスリーガでのデビュー戦となった。
優勝のことを考えると是が非でも勝ち点「3」が欲しいレヴァークーゼンはその後も猛攻に出たものの、ボルシアMGの守備陣をこじ開けることはできない。後半アディショナルタイムには前かがりになったレヴァークーゼンを見て、中盤でボールをキープしたロッコ・ライツが背後のスペースへスルーパスを送ると、このボールに福田が反応。抜け出してフィニッシュまで持ち込むかに思われたが、ここはヨシプ・スタニシッチのカバーリングに阻まれた。
試合はこのままタイムアップ。レヴァークーゼンは数多くのチャンスを作りながら、最後までスコアを動かすことはできず、今季初の無得点となった。今季公式戦における無敗記録は継続したものの、ブンデスリーガでの連勝は「4」、公式戦での連勝は「5」で止まっている。今節はバイエルンが既に勝利したため、両者の勝ち点差は「2」に縮まった。一方、ボルシアMGは首位を走るチームとのアウェイゲームで、今季のブンデスリーガで2度目のクリーンシートを達成し、貴重な勝ち点「1」を持ち帰っている。
コメント
ここで結果出すか下部に送り返されるかでサッカー人生大きく変わりそうだな
スゴっ。
オリンピック予選確定やな
目指せソンフンミンコース
CFで19歳が5大、今までで例あるの…?
言葉にできないくらい凄くない?
え?
高卒一年目でブンデス1部?
丸岡や伊藤達哉の例もあるしデビューだけで大騒ぎせず、静かに見守るのが良いね。
この子はわからん
ネコ科の野生動物っぽい動きをしないFWなので、個人的には大成功するビジョンが見えない
でも、この年齢でここまでくるのはすげーんだよな
体幹は強いよね、柔軟性まで含めると体幹を使ってのボール前の動きはおそらく現時点でも堂安よりも良い