欧州の頂を目指す戦いもここからは16チームによるトーナメント形式で行われる。ドルトムント(ドイツ)、ミラン(イタリア)、ニューカッスル(イングランド)と同居する“死の組”のグループFに入っていたPSGは、2勝2分2敗で勝ち点「8」を積み上げ、ミランと勝ち点で並んだものの、当該チーム同士の得失点差で上回って2位に入り込んだ。12シーズン連続の決勝トーナメント行きを決めたが、直近2シーズンはベスト16で敗退しており、2020-21シーズン以来の8強入りを狙う。
一方、10シーズンぶりにCLへ戻ってきたレアル・ソシエダは、グループDを3勝3分と無敗で終えた。グループ内最大のライバルと目されたインテル(イタリア)との2試合はともにドローで終え、全体の得失点差により首位通過が決定。20シーズンぶりの決勝トーナメントでの戦いに向け、クラブ全体のモチベーションは非常に高い。
PSGは“エース”のキリアン・エンバペを筆頭に、マルキーニョスやウスマン・デンベレらがスターティングメンバーに並んだ。マルコ・アセンシオやゴンサロ・ラモスらはベンチから出番を待つ。イ・ガンインは体調不良によりメンバーを外れている。一方、レアル・ソシエダに所属している久保建英は右ウイングと見られるポジションで先発入り。負傷の影響でアイエン・ムニョス、キーラン・ティアニー、ミケル・オヤルサバルらが不在となるのは痛手だが、ロビン・ル・ノルマン、マルティン・スビメンディ、ミケル・メリーノといった、シーズンを通して不動の主力に君臨している選手たちが先発に名を連ねた。
【スコア】
パリ・サンジェルマン 2-0 レアル・ソシエダ
【得点者】
1-0 58分 キリアン・エンバペ(パリ・サンジェルマン)
2-0 70分 ブラッドリー・バルコラ(パリ・サンジェルマン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/3902cf615fd4a494b72eecff184b926613eeef4a
立ち上がりはレアル・ソシエダが勢い良く前でに出たが、その後はホームチームが主導権を握って攻撃の隙を探る。6分にはピッチ中央付近でヴィティーニャがボールを奪うと、デンベレからのスルーパスにエンバペが反応。背後のスペースへ飛び出して右足を振ったが、ここはGKアレックス・レミロが立ちはだかった。
PSGの“エース”が早速見せ場を作ったが、レアル・ソシエダの“エース”も黙ってはいない。18分、敵陣右サイド開いた位置でA・シルヴァからのパスを受けた久保が、縦への突破から切り返してルーカス・ベラルドをかわす。カットインから左足を降ったが、シュートは枠を捉えきれない。およそ4分後には再び右サイドから、メリーノからパスを受けた久保が相手のタイミングを外して左足でクロスボールを送ると、ボックス内で待っていたA・シルヴァがヘディングシュート。ここもわずかに枠の外へ。
PSGはボールを握りながらも攻撃のスイッチを入れる場面は限られており、前半終了間際には再びレアル・ソシエダがゴールを脅かす。ペナルティエリア手前の位置でブライス・メンデスからのパスを受けたメリーノが左足一閃。強烈な一撃はクロスバーを叩いた。前半はこのままスコアレスで終了している。
後半に入っても一進一退の攻防が続く中、56分にはボックス右で前を向いたキリアン・エンバペが右足を振り抜き、ディフレクションしてコーナーキックを獲得。デンベレが右足でアウトスイングのボールを蹴り込むと、ボックス内で先に触ったマルキーニョスが頭で繋ぎ、最後はファーサイドに詰めていたエンバペがダイレクトで押し込む。“エース”がしっかりと自らの仕事を果たし、PSGが先手を取った。
1点ビハインドとなったレアル・ソシエダはなんとか反撃の糸口を探るが、前半とは打って変わってなかなかフィニッシュまで持ち込む場面を作れない。すると70分、自陣から細かくボールを繋いでビルドアップすると、うまくコースを見つけたデンベレが左サイドへ展開。ファビアン・ルイスを経由してボールを受けたブラッドリー・バルコラは、スピードに乗ってアマリ・トラオレを置き去りに。飛び出してきたGKレミロの位置を見て流し込み、PSGが大きな追加点を手にした。
試合はこのままタイムアップ。PSGがホームで2点差をつけて先勝し、3シーズンぶりの準々決勝進出へ一歩前に出た。一方、敗れたレアル・ソシエダはこれで公式戦5試合連続の無得点に。久保はフル出場を果たしたが、チームを勝利へ導くことはできなかった。本拠地『レアレ・アレーナ』に戻り、逆転でのベスト8入を目指す。
コメント
ソシエダは枠内ゼロじゃ点は取れん。
あと久保が要なのに、直近試合を中三日フル連発じゃスタミナ切れるわ。
とりあえずサディクが途中交代で出てきたばかりなのにトロトロ邪魔ばっかしてて本当に鬱陶しい
ソシエダは前半良かったのに勿体無い
サディクはポスト、裏抜け、プレス、ドリブル、何一つ出来ないな
スピードもフィジカルも大したことない
よくプロになれたなコイツ
皮肉にも久保の限界が見えた。前半良くてソシエダの起点になってたが、後半は消えた。守りでも後半は久保を穴、弱点として狙われ久保のロストからコーナーから失点。2点目も久保サイドを狙われ久保戻れずジエンド。
悲しいけど個人としてもチームとしても子供と大人の差があったわ。
ソシエダはまだちょっとこのレベルは無理。さすがCLだね。
>>4
2点目はトラオレぶち抜かれただけで久保のせいにするのは無理があるだろ。
個人的にはトラオレぶち抜かれるレベルなら相手褒めるべきだと思うが。
リーグ・アンっぽいスタイル、PSGのサッカーに付き合わされたな。個人能力はPSGが上だから、そこ埋めるために奮闘、早めにガス欠して万事休す…
めちゃくちゃピッチ広く感じたし、ソシエダとは思えないほど選手の距離が空いてて、常に1-2割増で走らされてた。ありゃ勝てない
あとバレネとかがおかしかった。若いからかな?
トラオレはリーグ・アンでやってただけあって、落ち着いてたね。この辺は経験の差を感じた。ぶっちぎられたけどw
前半は十分よくやってたがトラオレが怪我してから厳しくなったな
久保の限界とか言ってる奴いるけどCLが個人の力量だけで簡単に左右されるくらいなら世界最高選手とか言われてるメッシは2-8で負けてねえよ
バルサは赤ちゃんか?